メルセデス・ベンツ 新型Aクラスの発表に伴い、約3ヶ月にわたってお届けしてきたコンテンツも、いよいよフィナーレ。最後を飾るのは、12月20日に行われた「ビームス」と〈メルセデス・ベンツ〉のイヤーエンドパーティ「Hi, Beams」です。多くの来場者でにぎわった当日の様子をレポートします。
〈メルセデス・ベンツ〉の情報発信地、東京・六本木の「メルセデス ミー東京」。当会場で行われた「ビームス」と〈メルセデス・ベンツ〉、『フイナム』によるイヤーエンドパーティ「Hi, Beams」には、多くの来場者が詰め掛けました。新型Aクラスを象徴するかのように、ミレニアル世代をはじめ、感度の高い大人まで、客層もさまざま。
オープニングを飾ったのは、MUROさんのDJプレイ。日本のアンダーグラウンドシーンの礎を築いてきた音楽に、会場は一気にヒートアップ。さすがの一言です。ちなみに、MUROさんが本企画のために選曲したプレイリストはこちらから。
また、「ビームス」のあらゆるプロダクトのシルク刷りをお願いしている「リキッドブルー」の刷り師さんが特別に来場し、シルクスクリーンのライブペイティングも行われていました。工場から本イベントのために機械を持ち込み、普段は表に出ることのない刷り師さんが刷ってくれるという貴重な機会。「ビームス」のコーポレートカラーであるオレンジのロゴを、1枚1枚手刷りしたサコッシュは、来場者にギフティング。
先日、制作背景を紹介した写真家のP.M.Kenさんとアーティストの河村康輔さんの作品も展示されました。間近で見れば、迫力は桁違いです。1月上旬まで展示予定のため、この機会をお見逃しなく。
来場者に提供されたドリンクとフードは、軽い飲み口で人気を博す「ミラービール」をはじめ、話題の「だし巻きドッグ」などなど。お酒も入り、小腹も満たされ、会は中盤へ。
中盤には「ビームス」のコミュニケーションディレクター・土井地博さんと、『フイナム』編集長・小牟田亮のトークセッションが。土井地さんは新型Aクラスの印象について問われると「クルマにも関わらず、部屋に入ったような感覚でコミュニケーションがとれる、新世代のクルマ。5年後、10年後に振り返ったときに、この時代にこれが出たねと、印象に残るようなモデルになるのではと思います」とコメント。今後はAクラス以前と以降、そんな表現が使われる未来が、きっとやってくるでしょう。
大トリを飾った長岡亮介さんのライブは、長岡さんがステージに上がるだけで、それまで賑わっていた会場はシーンと静まり返り、一瞬にしてムードが会場を覆いました。観客との距離の近さも、このパーティならではのセッティングです。約40分の演奏は、イヤーエンドパーティのラストにふさわしい贅沢な時間に。長岡さんが本企画のために選曲したプレイリストはこちらから。
「ビームス」と〈メルセデス・ベンツ〉のパーティということで、来場者の面々もとびきりヒップでした。それでは早速どうぞ。
さて、今回で更新を終える「Hi, Mercedes」の特設サイト。お楽しみいただけましたでしょうか? 今後も「ビームス」と〈メルセデス・ベンツ〉のコミュニケーションは続いていきます。2019年も面白い仕掛けが用意されているそうなので、ぜひご期待ください。
12月20日(木)に開催されたイヤーエンドパーティ「Hi, Beams」。大いに盛り上がった1日の様子をレポートします。
ビームス内でも大のドライブ好きとして知られる敏腕男性プレス&女性ディレクターに聞いた、いますぐ行けるドライブコース。
ヴィンテージやオールドモデル好きな空間・プロダクトデザイナー、二俣公一さんが紐解く、新型Aクラスの機能性とデザイン性について。
鎌倉に住んで10年。ビームスのメンズカジュアル部門のディレクターを務める中田慎介さんが語る、新型Aクラスのある暮らしとは。
P.M.Kenさんと河村康輔さん。両アーティストがAクラスを題材にアートを作ると、いったいどんな作品が生まれるのか。
自身のバンド、ペトロールズの歌とギターを担当し、様々なアーティストのサポートやプロデュース業も行う神出鬼没の音楽家・長岡亮介さんのプレイリストトーク。
新型Aクラスにまつわる10の魅力。
ラジカセから流れてくるMCの声は、いつも一方通行だった。ハガキやFAXを送って、運が良ければこちらのリクエストに応えてくれたけど、基本的にはいつも誰かの好きな曲をジッと聴いているだけ。でも、「MBUX」はちがう。「ハイ、メルセデス」の一声で、音声入力に対応。運転中、プレイリストにあるお気に入りの曲をリクエストすれば、その曲をすぐに流してくれる。もちろん道案内や、空調などの車内環境にもバッチリ対応。ドライブをよりスムーズなものにしてくれる。
優れたデザインには、それに見合うくらいの使える機能が伴っていて欲しい。たとえば家にある椅子。かっこいいのは当たり前で、犬もぐっすり眠っちゃうくらいの快適性が欲しい。新しいAクラスはもちろんその両方を兼ね備えている。ブラックを基調に、アクセントとしてシルバーがあしらわれたインテリアは、クール&ラグジュアリーな装い。シートの座り心地もストレスフリーだし、従来に比べてスペースが広く感じるように設計されているので、快適性も申し分なしなのだ。
コートを颯爽と駆け巡り、貪欲にポイントを獲得したマイケル・ジョーダン。その手にボールが渡れば、誰も彼を止めることができなかった。バスケットボールのコートは決して大きくはない。だからこそ、全力のダッシュと機敏な動きが求めらる。新しいAクラスのエンジンは、より軽量になりながらも排気量を削減し、エンジン騒音も低減。またトランスミッションもシフトの作動が素早く、変速もスムーズ。つまり、ジョーダンに負けじと劣らないスポーティな走りが特徴なのだ。
自動運転技術は人々の安全にも向けられている。高速道路での渋滞の最後列に接近したときや、交差点では歩行者や車両の飛び出しに対して自動でブレーキをかけてくれて、なおかつ回避したあとにクルマが車線内に入るように運転をアシストする機能まである。万が一衝突したときに備えて屈強な設計になっていると同時に、大きな衝突音による耳への負担を減らすシステムも搭載。これらは歩行者や周りのクルマだけじゃなくて、自分自身をも守ってくれるということ。
クルマに乗ってどこへ行こう? 家族と小旅行、あるいは恋人と買い物などなど。クルマがあれば行動範囲が広がるが、いずれにせよ荷物は多くなる。そんなときはファッションにもアウトドアにも通用する、フィッシィシングベストのような万能で高い収納力が必要だ。でも大丈夫。新しいAクラスには、広く改善されたラゲッジルームが存在する。奥行きも幅もプラスされ、なんと29L分の増量に成功し、370L(※欧州参考値)もの容量を誇る。これなら仲間とのゴルフだって安心だ。
幼い頃、夢の中でいつもドライブをしていた。助手席には一緒に眠るぬいぐるみがいて、ラジオをかけたり、空調を調整してくれた。新しいAクラスに搭載された「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)」も、そんなドライブの相棒役を務めてくれる。インパネ横のディスプレイは、スイッチやパッドではもちろん、スクリーンに直接タッチして操作することも可能。しかも、ユーザーの行動を学習し、行きたい場所、好みの曲の提案をしてくれる頼れるヤツなのだ。
自動お掃除ロボのルンバの誕生には多くの人々が驚いた。地雷探査機のノウハウを家庭に応用し、文字通り“自走”で掃除してくれる便利なロボ。自走といえば最近ではクルマだってオートマチックなシステムを持ち、ドライブのアシストをしてくれる。しかも、その機能はどんどん向上しているのだ。たとえば車線検知機能では、消えかかった不明瞭な車線も検知してくれたり、高速道路で渋滞にハマった場合は、前走車に合わせて自動で発進してくれる。まったく便利すぎる世の中だ。
暗闇のなかを運転していると、ピカッとリフレクターが光り、そこに何かがあることを知らせてくれる。だけど、新型Aクラスの場合は暗闇じゃなくても(もちろん暗闇でも)センサーでさまざまなものを感知し、ドライバーに知らせてくれる。たとえば道路の標識をフロントガラスに付属されているカメラで読み取って注意を促してくれたり、手ばなし運転を検知するとゆるやかに減速してくれたりなど。でも、くれぐれもセンサーに頼りすぎないように注意したいところだ。
90年代に夢中になって遊んだゲームボーイ。持ち歩けるゲーム機なんて、当時は画期的すぎた。でも、いまはどうだろう? ゲームボーイはもはや“レトロ”に分類され、家でも外でもみんなスマホをいじっている。いろんな技術やテクノロジーが街中にあふれているのだ。スクリーンをタッチしたり対話しながら操作する「MBUX」や、さまざまなオートマチックシステムを搭載した新型Aクラスは、ある意味では最新の装備をまとった新しいガジェットのようなものなのかもしれない。
女の子は美しいラインのデザインに弱い。きっと指輪を欲しがるのもそのせいだ。淀みなく流れるような流麗なデザインは、身につけていても気持ちよさを感じる。だから、Aクラスのエクステリアにもうっとりするにちがいない。風の流れを計算した角のないラインと、品があってスマートなルックス。それにダイナミックさと、どこかスポーティな要素も加わっている。優しさと力強さが調和したデザインには、きっと生粋のクルマ好きですら思わず感嘆の声をあげてしまうだろう。