Around The Mercedes vol.6
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Photo_Fumihiko Ikemoto / Text_Yuichiro Tsuji
2018.12.21 UPDATE

「ビームス(BEAMS)」のメンズカジュアル部門のディレクターを務める中田慎介さんは鎌倉に住んで10年。そんな中田さんのとある1日に新型Aクラスと共に密着しました。「昔と比べるとメルセデスが身近になった気がします」とはご本人の言葉。中田さんの目に、新型Aクラスはどのように映ったのでしょうか?

ドライブ中が家族との大事なコミュニケーションの時間。

豊かな自然と人々の穏やかな暮らしがバランスよく調和する鎌倉。都会の喧騒から離れ、ゆっくりと時間が進むこの場所で生活をしたいと考える人が増えてきているような気がします。「ビームス」のメンズカジュアル部門のディレクターを務める中田慎介さんもかつてはそのうちのひとりでした。というのも、すでにこの土地に住みはじめて10年になるからです。

「オンとオフの切り替えをはっきりとしたくて、結婚を決めたタイミングで妻と鎌倉に住むことに決めたんです。まずは由比ヶ浜で2年。そこでの生活が自分たちにフィットしたので、この家を買いました。鎌倉って四季を楽しむことが出来るコンテンツが沢山あるんですよ。歴史を感じる場所だし、海も山もあれば、食べ物もおいしい。それに住んでいる人たちも優しい人ばかりで、治安もいい。住む環境としては本当に最高なんです」

結婚後2人の子供に恵まれ、現在は鎌倉に建てた家に家族4人で暮らしています。そんな中田さんの1日は子供たちとのコミュニケーションからはじまります。

「毎朝子供たちを起こしてから、服を着させて学校や保育園まで送るのがぼくの役割ですね。夜に仕事から帰ってくる頃には子供たちはもう寝ているので、平日は朝くらいしかコミュニケーションを取れる時間がないんです」

朝ごはんを食べた後に歯を磨かせて、準備が整ったら娘のカレンちゃんをAクラスに乗って保育園まで送ります。車内で一緒に過ごす時間も中田さんにとっては大切なひとときになっているのだとか。

「出かける準備をしているとゆっくり話す時間がないので、やっぱりクルマだと落ち着いて話ができますよね。とくに週末はクルマに乗って家族全員で出かけることも多いんです。そうすると、車内でみんなが同じ目的に向かって、同じ話題で話ができる。実はクルマでの会話が、すごく重要なコミュニケーションの時間になっているんですよね」

カレンちゃんを保育園へ無事に送り届けた後は、そのままAクラスに乗って「ビームス」の本社がある原宿へ。

途中、江ノ島を一望できる七里ヶ浜のカフェ「Pacific DRIVE-IN」に寄ってモーニングコーヒーを購入。大事な仕事に向けて気持ちを切り替えます。

「子供を送ったあとは、一気に仕事モードになりますね。移動中は1日のスケジュールをチェックしたり、やらなければならないことを頭のなかで整理したりしてギアを入れます」

憧れのメルセデスが身近に感じるようになった。

鎌倉を出発し、スムーズなハンドルさばきで順調に原宿へと進むAクラス。実際にこのクルマを運転してみて、中田さんはどんな感想を持ったのでしょうか?

「最高ですね。事故を防止したり、ドライブをアシストしてくれる機能がすごくて、すごい守られているなぁというのを感じます。あと、車内空間が広くて快適なのもうれしい。加速もすごくスムーズだし、本当にストレスがないですね」

中田さんがクルマに対して求める条件。それは「とにかくストレスがないこと」だそう。

「これはぼくの性格の話なんですが、すべての作業を円滑にスムーズに行いたいんです。それで100点を取りたい。だから壊れないのはもちろんですけど、軽快な走りで、なおかつその道中のサポートもしっかりしているクルマがいいんです」

「Hi,Mercedes」と声をかけることで、こちらのリクエストに応えてくれるAクラスの新しい機能「MBUX」。これについても中田さんは言及します。

「単純にワクワクしました。昔、『ナイトライダー』っていう特撮テレビドラマがあったんですよ。主人公は喋るクルマに乗っていて、いろいろ命令したりするんですけど、まさにそれが現実になった感じ。目的地を言葉で伝えると、ちゃんとそこまでのルートを示してくれたり、今日の日付とかも聞くとちゃんと答えてくれて。本当にすごいですね、夢のようなクルマですよ」

そして気になるのはやっぱりデザイン。長年ファッションに携わっている中田さんの目に、このAクラスはどのように映ったのか? 尋ねると、「憧れのメルセデスが身近になった感じがしますね」とのこと。

「昔はもっと重厚感があって、大人のクルマっていうイメージがありました。でもこのAクラスは流線形のデザインで、すごく若者ウケもしやすい設計になってますよね。そういう意味では憧れが近づいた感覚があります。昔のイメージからいい意味でだいぶ変化した気がしますね」

「ビームスは正しい」ということを伝えるために。

鎌倉から走ること1時間弱。高速を降り、Aクラスは原宿へと近づいてきました。「ビームス」のメンズ部門の統括ディレクターとして忙しい1日が始まります。

「ぼくは『ビームス』レーベルのディレクションをメインに業務を行っています。ショップとしてどんなスタイルを打ち出していくかとか、各レーベルの別注企画の取りまとめをしたりとか、『ビームス』が向かうべき方向性の舵取りをするのが役目です」

中田さんが「ビームス」に入社したのは2000年のこと。学生の頃から「働くなら絶対にビームス」と決めていたそうです。

「ぼくが学生の頃からビームスはハッピーなファッションを提案していました。お店で働いているスタッフの人たちが、みんな楽しそうだったし、変にカッコつけているわけでもないのに自信に満ちあふれていて。それにすごく憧れていました。『とにかくビームスは正しい。ビームスがすべてだ』って、そう思うようになったんです」

そうして旗艦店である「ビームス プラス 原宿」のオープニングスタッフとして入社。「ビームス」ではなく、「ビームス プラス」に入れたことがよかったと中田さんは語ります。

「オープニングスタッフだったので、とにかくチャンスが多かったんです。アルバイトなのに展示会に連れてってもらえたりとか、自分の声が上司に届きやすかったというのもあるし、いろんな仕事に携われたのと、服についての知識も基礎からしっかりと教えてもらえました。それが自分にとっては大きかったですね。いまビームスの看板を背負えているのは、ここでの経験があったからこそ。やっぱり服やカルチャーの本質を知らないといけないし、そこだけは他のショップに負けたくない。やっぱりストーリーを持ってお客さまに提案をしないといけないので。学生時代に得た『ビームスは正しい』という哲学。いまはぼくたちがそれを伝える番なんです」

クルマは人生を豊かにしてくれるツールのひとつ。

多忙な日々を送りながらも、週末はゆっくりと家族との時間を過ごす。オンとオフの切り替えがしっかりとした中田さんの生活は、理想の暮らしのひとつを描いているような気がします。

「仕事が終わって家に向かう瞬間からスイッチがオフになって、家族のことが頭のなかに浮かびます。今週どこへ行こうとか、週末の予定を考えていますね」

家にAクラスがあったらどんなことをしてみたいか尋ねてみると、「家族旅行にいきたいですね」とすぐ返答が。

「『MBUX』を使えば目的地周辺のスポットもすぐに案内してくれるし、ある程度行きたいところだけ固めておけば、なんの準備もいらずにスムーズに旅行ができそうですよね。それにしっかりと荷物も載せられるのもうれしいです」

クルマのない生活は考えられないと話す中田さん。最後にこんなことを語ってくれました。

「やっぱりクルマがあると行動範囲が広がりますよね。元々うちの嫁さんはクルマはいらないって言ってたんですけど、いざ手に入れるとすごく喜んでいるんです。『できることの幅が広がった』って。だからやっぱりクルマは人生を豊かにしてくれるツールなのかなって思います。家族との繋がりをより強く認識するという意味でも、やっぱりクルマは必要ですね」

<お問い合わせ>
www.mercedes-benz.co.jp
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