My Playlist vol.3
Licaxxx
Hi! Mercedes TOPMy Playlist vol.3
Photo_Yuichi Akagi(eight piece) / Text_Maruro Yamashita
2018.10.31 UPDATE

〈メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)〉が発表した、新型Aクラスに搭載されるメルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス(以下MBUX)。スマートフォンやパソコンなどに搭載されることが多くなった、ボイスコントロールを使用した新世代のユーザーインターフェイスは、ドライバーはもちろん、乗客全員の車内での体験を全く新しいものに進化させてくれます。
この“My Playlist“では、ミュージシャンやDJなどの有識者の方々に、ドライブにまつわるシチュエーションをテーマに、自分自身が聴きたい楽曲をセレクトしてもらいました。第三回は、DJ、ビートメイカー、ラジオパーソナリティー、編集者など、幅広いフィールドで活躍しているLicaxxxさんのプレイリストです。〈メルセデス・ベンツ〉に都会的なイメージを抱いていたというLicaxxxさんの”My Playlist“をお楽しみください。

メルセデス・ベンツには
都会的なイメージがあります。

今回作って頂いたプレイリストですが、どのようなテーマで選曲されたのですか?

都会を走るイメージで選ばせてもらいました。内容は、かなりクラブミュージックですね。やっぱり〈メルセデス・ベンツ〉ってゴテゴテ感がある訳じゃないし、シックで大人、都会的なイメージがあったので、都内を走りたいって思ったんですよね。それにドイツ車だし、がっつりダンスミュージックが良いなと思って、普段かけているようなダンスミュージックを中心に選びました。〈メルセデス・ベンツ〉はCMもずっとダンスミュージックを使っている印象もあったので。ベースミュージック、ダンスミュージック、ちょっとUKっぽいものが多くて、普段のDJとしての選曲に近いです。ジャンル問わずなんでも聞くので、いろんな選曲はできるんですけど、都内、都会的なテーマでということで。とはいえ、早過ぎるのは違うかなと思って、滅茶苦茶BPMが早いのはやめてます、危ないから(笑)。でも、今っぽいダンスミュージックが良いなと思って選びました。

最近免許を取られたばかりだと伺いましたが。

そうなんですよ。本当につい最近取ったばかりです。出身も東京で、今住んでいるのも都内なので、クルマが無いと生活出来ないっていうことはなかったんですよね。でも、クルマ自体は好きでした。凄く詳しい訳では無いですけど、F1も好きでしたし。クルマに限らず、機械全般がわりと好きな方だと思います。

元々プログラミングなども学ばれていたんですよね。

はい、大学の時に勉強していました。メディアアートとかも。音を使って作品を作っていましたね。プログラム言語的にはMAX/MSPっていうのを主に使ってやっていたんですけど。音楽とは別の感じで、音自体に注目していくような作品を作ってました。

想像されていた未来的な世界が
少しずつ現実味を帯びていくっていうのは
ワクワクします。

今回のMBUXというのは、単にユーザーの命令に対して反応するだけでなく、ユーザーの語りかけを蓄積し、ユーザーの好みなどをアジャストしていくものなんです。そういった、本当の意味での人工知能的なものが車に搭載されることについてどう思いますか?

運転してる速度とかで、流す曲を変えてくれたりしたら面白いですよね。テンポの早い曲を聞いたら、運転のスピードも速くなっちゃうとかあるじゃないですか。だから、荒い運転してたら、落ち着かせてくれるような曲をかけてくれたりとか(笑)。

おー、それはSF感ありますね。手塚治虫だったり藤子不二雄の作品世界でありそう。

皆そういうSFっぽいものを想像するんじゃないですかね。私は凄いサイバーパンクもののSFが好きなので、最初に攻殻機動隊のタチコマとかが浮かびますけど。人が乗って成長してくれるみたいなところで。嬉しいですけどね。

嬉しいというのは?

90年代に想像されていた204X年じゃないですけど、ドラえもんは2010年代にはいなかったけど、想像されていた未来的な世界が少しずつ現実味を帯びていくっていうのはワクワクしますよね。

いわゆる未来的な世界の技術として皆が空想していたような、自動車の自動運転技術に関しても、かなり高いレベルで実現してきていますしね。実際に、自動運転という技術は、〈メルセデス・ベンツ〉にとっても、事故なき社会を実現するための重要なステップとして、取り組まれている課題でもあるんです。

〈メルセデス・ベンツ〉は安定した走行が売りのクルマですから、そこは信じて乗りたいです。やっぱり安全性が高いというイメージがありますもんね。

家族にも似合うし、
若い人にも似合うデザイン。

安全性の高さというのは、〈メルセデス・ベンツ〉の売りのひとつですよね。

いろんな外車があるっていうのは、小さい頃から知ってましたけど、細かい分け方とか、ドイツ車の中でもどれがどういう存在かというところは、元々は余り分かっていなかったんです。でも、F1にハマったことで、色んなクルマのことを調べるようになって。もちろん、F1と普通のクルマじゃ全然違うと思うんですけど、〈メルセデス・ベンツ〉が秀でているポイントとかを知りだしたんですよね。やはりそこには、安全・安心ていう印象がありました。安定した走行かつ、ラグジュアリーで老舗のドイツ車みたいな。そういうイメージがざっくりとありますね。

F1はどのような切っ掛けで好きになったんですか?

中3~高2くらいの頃にハマったんですけど、あの頃って、確か若手の選手がボンボンて出て来た頃で、日曜の深夜とかに中継をやってたんですよ。それでハマって。エンジン自体とかにそこまで詳しくはならなかったですけど、クルマのメーカーと、組んでるエンジンの仕様とかには結構詳しくなりましたね。それに、選手が格好良かったりもするじゃないですか。それで結構ハマりましたね。ざっくりですが、エンジンのスペックを見たりすれば、それがどう凄いのかとかも分かったりします。

〈メルセデス・ベンツ〉の中でも特に好きな車種はありますか?

私は全部の中で、コンパクトなAクラスが一番好きなんですよ。やり過ぎてないラグジュアリー感というか。家族にも似合うし、若い人にも似合うデザインだと思うんです。そういう実用性が高いクルマが私は好きなんですよね。

Spotifyは、自分の好みに近い楽曲を
簡単に探せるのが画期的。

普段からSpotifyは使っていらっしゃいますか?

使いますね。日本にSpotifyが上陸する前から存在はもちろん知っていて、日本からだとアカウント作れないけど、海外ルートでアカウントを作って使わせてもらったりしていて。普通に新譜チェックとして活用していますね。クラブミュージックをチェックするのには、とても便利です。レコードでしかリリースされていないものでも、Spotifyにはあったりするし。あとは、レーベル毎にプレイリストを作っていたりもするので、そこでチェックする事もできたり。関連アーティストとして色々なアーティストのレコメンドが出て来るのも嬉しいですね。元々、DJをやっていると、レーベル毎で掘るのとか、近い界隈で掘るのとかは普通なんですけど、そうじゃない人にとっては中々難しいと思うので、芋づる式で飛んでいけるのは超便利だし、そこがやっぱりSpotifyの画期的なところなんじゃないかなと思います。自分の好みに近い楽曲を探すのって、昔は難しかったと思うんですよ。私も高校生の頃とか、こういう曲好きだなって思っても、コンピを買うとかしかなかった気がして。

確かに、Spotifyは関連アーティストの提案の精度が高いですよね。

そうなんです。高いですよね。My Music内のNew Releaseでオススメしてくるアーティストとか、聞いたことないアーティストとかでも凄い良かったりして。ちゃんと過去のデータをターゲッティングしてるなみたいな感じがして、やるなって(笑)。

10~20年前からでは考えられないですよね。MBUXと同じく、非常に未来性を感じます。

本当ですね。あと、基本的にカーステレオってめっちゃ音が良いですよね。イコライザーも設定できたりするし。クルマで自分の音源をチェックする人が多いって言いますよね。私もカーステレオのシステムは好きなので、それを早くやりたいっていうのも、免許を取ったひとつの理由になっています(笑)。

今回のプレイリストを聴きながら、都内のドライブも是非行っていただきたいです。

そうですね。でも、ビビってまだ数回しかドライブしてないんですけど(笑)。

どの辺りを運転したいというイメージはありますか?

本当は首都高を走りたいんですけど、まだ怖くてちょっと乗ってません。車線変更難し過ぎるなって(笑)。でも、都内を走りたいんです。というのも、遠出も良いんですけど、海にドライブとかよりも、移動手段として使いたいっていう気持ちが強いので、関東近郊でたまには行きたいところにもいけるし、買い物とかでも車あったら便利だなって思うことが多くなってきましたし。ちょっとずつ運転に慣れていきたいですね。

Licaxxx
1991年生まれ、慶応義塾大学総合政策学部卒。 DJを軸に、ビートメーカー・エディター・ライター・ラジオパーソナリティーなど、音楽にまつわる様々な活動を行う新世代のマルチアーティスト。自身が愛するアンダーグラウンドな音への敬意を貫きながら、ジャンルや先入観に捉われず、国内のあらゆるパーティにDJとして出演。パーティやオーディエンスのカラーにアプローチするDJが人気を博し、数々のメゾンのミュージックセレクター、ファッションブランドのショップサウンドにおける音のプロデュース、イベントの主宰やキュレーターを務める。さらに、そのマルチな視点と独特なスタイルが注目を浴び、CMやフェスへの出演の他、ファッションメディアからも度々取り上げられていたりと、ミュージック・ファッション・カルチャー・ビューティーをクロスオーバーする00代シーンを代表する存在。

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