名作パターンが装い新たに。

〈グレゴリー〉は現在にいたるまで、数々のアイコニックなデザインを輩出してきました。そのひとつに挙げられるのが、1996年に登場したフローラルパターンのタペストリー柄。中世から壁掛けなどに使用されている、室内装飾用の織物から着想を得たもので、その特有の生地の風合いをプリントで表現しています。コーディネートのポイントになる華やかさを持ちながら、シックで落ち着いた印象もあってロングセラーを記録。これまでにブルータペストリーやブラックタペストリーなどのカラーバリエーションも展開され、今でも親しまれている名作です。そして今季、新たに“ラスティータペストリー”が仲間入り。

90年代初期のタペストリーを参考にしたという新色は、経年変化したような味わい深い色味にレトロ感を漂わせ、これまでのタペストリーシリーズとは異なる雰囲気に。紫と青を基調とした落ち着いたトーンに、ポイントで鮮やかなピンクを使用した、目を惹くけれど派手すぎない、絶妙な色合いです。キャッチーな印象を与える花柄ですが、これなら合わせやすく、いつもの着こなしにもアクセントとして馴染むはず。特に、これから迎える本格的な冬の装いはダークトーンが主力となることが多いので、少し気分を変えるにはぴったりのデザインです。

大小さまざまなモデルがラインナップしている“ラスティータペストリー”ですが、ここでピックアップするのは「デイパック」。ブランド創業当時から存在し、時代に合わせてアップデートを繰り返している〈グレゴリー〉を代表するバックパックです。ティアドロップ型のクラシカルなシルエットは、1日分の荷物にちょうどいい26ℓの容量で、ノートPCが入るスリーブポケットや小物を整理できるジッパー付きポケットなど収納力も優れています。

もし、荷物が増えてしまっても大丈夫。フロントに搭載されている金具のパーツ、8リングアタッチメントに、シングルポケットや2WAYポケットといった別売りアクセサリーを装着すれば、収納を増やすことができます。自分なりにカスタマイズすれば使い勝手がさらに向上し、見た目も新鮮に。そんな個性を助長する拡張性も「デイパック」の魅力です。

新色の“ラスティータペストリー”はもちろんですが、より鮮やかな表情の“ガーデンタペストリー”も見逃せません。多種多様なモデルが用意されているので、冬の着こなしに彩りを一点加えてみませんか。