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いまのアメリカの気分に惹かれて。

生粋の古着好きだという堀内さん。大学卒業後、スタイリストに師事していた時代もあったそうですが、古着の魅力を伝えるにはスタイリングより販売のほうが自分に向いていると気づき、2022年、24歳のときに古着屋「GREENY」をオンラインで設立しました。取り扱っているのは、直接アメリカで買い付けてきたグッドレギュラーなアイテムです。

「個人的に90年代のアウトドアブランドとか、アメカジ的な古着が好きだったから、『GREENY』を立ち上げた当初のラインナップもそんな感じだったんですよ。でも、買い付けで何回かアメリカに行っていたら、少しずつ好みが変わっていって。現地の同世代たちは、HIPHOPやサーフ、スケートのノリをうまく取り入れていて、ぼくの気分もそっちに。それから『GREENY』では、90年代後半から2000年代の古着を取り扱うようになりました」

Y2Kのムーブメントも追い風となり、着実に注目を集めている「GREENY」。全国各地で開催しているポップアップイベントは朝から夜まで入店を待つ列が途切れないほど。今年5月には韓国・ソウルのショップ「Pretty Hardcore Shop」「Fuckthatnerdshop」とも共同でイベントを開催するなど、設立して数年とは思えない躍進ぶりです。

いまは実店舗を持たずオンラインを中心に販売していますが、定期的にポップアップイベントを開催しているのは、お客さんと直接触れ合う機会を大切にしているから。

オンラインでの商品入荷は週1回。バイイングしてきたアイテムを洗濯し、ブツ撮りとその写真の編集をしたのちに販売します。これを堀内さんともうひとりのメンバー奏汰さんの2人だけでこなしているそう。そして、この日もその作業で自宅近くのコインランドリーにやってきました。

「アメリカで洗濯を済ませることもあるんですけど、だいたい近所のコインランドリーで洗っているんですよ。オンラインは週1のアップだから少しずつ洗えるけど、ポップアップ前だと大きい段ボール2~3箱分を一気に洗っていて、もう大変。洗うときは、アメリカで買ってきたシート柔軟剤を使っています。買ってもらったひとに、少しでもアメリカを感じてもらいたくて」

そんな堀内さんが〈グレゴリー〉を初めて手にしたのは高校生のころ。「オールデイ」を愛用し、カラーはガーデンタペストリーを選んだそうです。

「お洒落な先輩はみんな〈グレゴリー〉を使っていたから、ぼくも絶対に欲しいと思っていて、一番派手なデザインを選んだんですよね。部活の荷物がたくさん入るし、めちゃくちゃタフで背負い心地もよかった。高校3年間、ずっと使っていましたよ。だから当時の友達にぼくのバッグのイメージを聞いてもらったら、絶対〈グレゴリー〉って返ってきますよ(笑)」

愛犬の散歩でホッと一息。

コインランドリーでの作業が終わると、愛犬プリンスを連れて「芦花公園」へ。自宅で作業していることが多い堀内さんにとって、散歩は単なるルーティンではなく、息抜きになる大切な時間。余裕があるときは自転車のカゴにプリンスを乗せ、原宿や吉祥寺までちょっと遠出することも。

「プリンスは、どちらかといえば公園より、舗装されたきれいな道を歩くのが好きみたい。たまに原宿まで連れて行くと、ひとがいっぱいいて、道路がきれいな表参道にテンションが上がっているんですよ。犬を迎え入れてくれる古着屋さんもあるから、散歩がてら買い物をすることもあります。そうなると、散歩の荷物に加えて、買った古着も入れられるくらい大きめのバックパックが必要なんですよね」

愛用していた「オールデイ」と同じクラシックなデザインの「デイパック」は、堀内さんの背中にしっくり収まっている様子。「デイパック」の容量は「オールデイ」より2L大きい26Lですが、そのフォルムが気に入ったと話します。

「普段大きいシルエットの服ばかり着ているので、『デイパック』ぐらいボリューム感があると、スタイリングのバランスも取りやすいです。ほかにもバックパックは持っているんですけど、かなり大きいものばかりで。これくらいがちょうどいいですね。クラシックなデザインだから、古着とも相性いいですし」

多角的な〈グレゴリー〉らしさ。

散歩の延長で、公園の近くにあるカフェ「COFFEE AND BAKED LOCASA」でひと休み。このお店は、店内、テラス席のどちらも犬と一緒に過ごせて、朝8時からモーニングもやっているから、愛犬家にはうってつけの場所です。

「ここは『芦花公園』に散歩に来たときに立ち寄るお気に入りのスポットです。この辺はなかなか犬と一緒に入れるお店がなくて。いつもは散歩中にコーヒーをテイクアウトすることが多いんですけど、今日はせっかくなのでテラス席に。お腹空いたので、タコス食べてもいいですか?」

遅めのモーニングをいただいたところで、「デイパック」の話を。堀内さんが高校生のときに使っていた「オールデイ」のガーデンタペストリーは、〈グレゴリー〉のアイコニックなデザインですが、いま背負っている「デイパック」はウルトラバイオレットをチョイスしました。

「コーディネートを組むときにグリーンを選びがちなんですが、このカラーはそういうアイテムと相性がよさそうで。めっちゃ好きな色味だし、スタイリングに使いやすいです。〈グレゴリー〉の象徴的なカラーリングのひとつだと思います」

そして、最新の「デイパック」を使ってみたら驚いた、と堀内さんは話してくれました。

「内側に備わっているメッシュポケットや、PCを入れられるスリーブポケットが使いやすい。たしか、ぼくが使っていたときの『オールデイ』には搭載されていませんでした。あと、ウエストベルトを収納できることに感動しましたよ。ずっと、これどうすればいいんだろうと思っていて。クラシックな見た目は変わらないのにすごく使い勝手がよくて、いろいろアップデートされているんですね」

クラシックなデザイン、ちょうどいい容量、見栄えするカラー。堀内さんが感じた「デイパック」の魅力に、大きく頷き共感するひとも多いことでしょう。そして、現代に即したアップデートも「デイパック」に惹かれる理由です。堀内さんのコーディネートにぴったりなファッション性と、コインランドリーでの洗濯やプリンスの散歩でも活躍する実用性。「デイパック」の名の通り、堀内さんの1日にもこのバッグは最適なようです。

GREGORY「DAY PACK(ONLINE STORE)」

Photo_Fumihiko Ikemoto
Text_Shogo Komatsu
Edit_Soma Takeda

問い合わせ先 グレゴリー/サムソナイト・ジャパン
電話: 0800-12-36910(フリーコール)
※月曜日~金曜日の10:00~17:00受付(土日祝日・年末年始は除く)
gregory.jp


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