話題のアニマル柄コレクション最新作。
登山用バックパックとして誕生した〈グレゴリー〉が、なぜファッションシーンにおいても熱い支持を得ているのか。その理由のひとつとして、多彩なカラーバリエーションが挙げられます。花柄をモチーフにした不動の人気シリーズ「タペストリー」を筆頭に、モノトーンの格子柄の「スペクトラ」、発色の良さが際立つ「ウルトラバイオレット」や「フューシャ」など。名カラーを挙げれば尽きることはなく、〈グレゴリー〉らしさを連想する配色は各々にあるはずです。
そんな万人を包容するカラーバリエーションに、今季は「トゥルーレオパード」が仲間入り。2018年に限定販売されたレオパード柄が、多くのファンの声に応えて待望の復刻を果たしました。しかも単なるリローンチではなく、ロゴラベルにはダークレオパード柄を採用するというアップデートも。異色の柄のコンビネーションで、インパクト抜群のルックスにさらなる磨きをかけています。
そして、〈グレゴリー〉がタウンユースでも選ばれる理由には、バッグの本質である背負い心地の良さ、使い勝手の良さも、もちろんあります。特に定番の「デイパック」は、1977年の誕生から現在まで改良を重ね、細部にまでこだわりが詰め込まれています。
中央で縦にセパレートした背面パッドと、緩やかなカーブを描いた三日月型のボトムは、背中に沿って抜群のフィット感を実現。また、荷重を分散させて安定性をもたらすウエストベルトはベルトキーパーに収納できる仕様になっているので、普段はすっきりとした見た目で使うことができるのです。
メインコンパートメント内には、小物の整理に役立つメッシュポケットと、PCや書類を入れられるスリーブポケットを搭載。日常生活を手助けするディテールが随所に見受けられます。
左からCINCH BAG M ¥6,600、LAUGHING SHOULDER ¥8,250、DAYPACK ¥24,200
「デイパック」以外にも、ライフスタイルに応じて選べる容量やシルエットが多数ラインナップした「トゥルーレオパード」シリーズ。いつものコーディネートに一点投入するだけで、インパクトと遊び心を加算してくれる心強い味方です。〈グレゴリー〉のエッジの効いた一面を、お見逃しのないように。
Photo_Yohei Miyamoto
Text_Shogo Komatsu