90年代を彷彿とさせるクラシックカラー。
昨年に40周年という記念すべき年を迎え、希少なレトロモデルの復刻を発表するなど、話題を呼んだ〈グレゴリー〉。そんなブランドの新たなスタートとなる2018年の新作は、90年代初頭アウトドウェアを彷彿とさせる〈グレゴリー〉らしいクラシックなニューカラーです。
今季のニューカラーである「BLUE GRASS」は、90年代初頭のアウトドウェアからインスピレーションを得て生まれました。ボディにブルーグラスと名付けられた、落ち着きのあるアースカラーを使用しつつ、アクセントとして鮮やかなパープルカラーのパイピングを添えたコンビネーションは、懐かしの90年代を彷彿とさせる色合いです。また、本体の素材にはスタンダードカラーで使われている420Dナイロンから500Dコーデュラナイロンに変更。耐久性を向上させながらも、ラギッドな素材感を表現し、色味だけでなく質感までも当時のイメージを踏襲した、ブランドのこだわりが詰まった新色モデルとなっています。
ブランドの定番モデル「DAY PACK」のスラッシュポケットもまた鮮やかなパープルに変更され、お馴染みのディテールも装い新たな雰囲気で楽しめます。またインナーに設置されたPCスリーブといった日常使いできる機能性はそのままに、内装カラーを通常のブラックではなくネイビーを採用することで、当時のアウトドアウェアに見られるようなバイカラーを表現しています。
DAY PACK ¥20,000+TAX、FINE DAY ¥8,000+TAX
ブロンズカラーのボディに、同じくパープルカラーのパイピングを組み合わせた「BRONZE」も同テーマから誕生した新色です。それぞれのカラーは、写真のデイパック、ファインデイをはじめとしたクラシックシリーズの計15型でラインナップ。90年代の息吹を感じられる、ブランド渾身のニューカラーをぜひお楽しみください。
Photo_Kazumasa Takeuchi(STUH)
Text_Takuya Kurosawa