ハンティング用カモフラージュ柄を用いた新色。
〈グレゴリー〉といえばデザイン性や機能性だけでなく、先日ご紹介した茶タグモデルに見られる2色使いや、タペストリー柄といった、特別なカラーやパターンも魅力のひとつです。今作ではそんなブランドの魅力を支える新しいパターンを紐解きます。
2017秋冬から新たに加わった「DRT CAMO」。こちらのカモフラージュ柄は、リアルカモフラージュ柄を専門に開発するアメリカのトゥルーティンバー社製を採用。どのような風景にも溶けこめる湿地帯でのハンティング用カモフラージュ柄で、一般的なミリタリーのカモフラージュ柄には見られない、ブラウンとグレーのコントラストや、かすれた黄味がかった特殊な配色がポイント。さらに見た目のみならず、この配色に合わせて、生地の表面にザラつきを持たせるなど、肌触りにもこだわったつくり込みも見事で、実際に手に触れることでパターンが持つ武骨さをより感じることができます。
また、全体にプリントされたカモフラージュ柄をよく見ると、開発元であるトゥルーティンバー社のロゴが随所に潜んでいます。どんな風景にも溶け込む湿地帯のハンティング用カモフラージュを用いた、このパターンならではのユニークなギミックと言えます。
左からDAY PACK¥20,000D+tax、TAIL MATE¥8,000+tax、ALL DAY¥17,000+tax、SWITCH SLING¥8,500+tax
「DRT CAMO」を採用しているモデルは「DAY PACK」や「TAIL MATE」「ALL DAY」「SWITCH SLING」をはじめとした、クラシックシリーズのモデルが対象の全39型がラインナップ。普通ではあまり見られない特別仕様のカモフラージュ柄。ブランドの魅力を支えるスペシャルなパターンをぜひバッグと共にお楽しみください。
Photo_Kazumasa Takeuchi(STUH)
Text_Takuya Kurosawa