歴史上最も長く使われた「シルバータグ」モデル

前回に続き、今作も40周年記念の第2弾となる新しいアイテムをご紹介。今回は6代目のタグとなる「シルバータグ」モデルが復活。さらに同時代に人気のあったカラーリングを採用するなど、当時の息吹を限りなく忠実に再現したブランドの歴史を感じ取れる逸品となっています。

1996年から2015年までのブランドの歴史上で最も長い期間使用されていた6代目のタグとなる「シルバータグ」モデル。5代目の青タグ時に大幅変更された流線型の山ロゴを引き継いだデザインで、〈グレゴリー〉といえばこのロゴを思い浮かべる方も多いでしょう。その数あるコレクションの中から今回は「チョコチップカモ」が復活。

この色は元々「紫タグ」時代に発売されたものでありながら、「シルバータグ」時代にも数回発売されるといった、2つの時代で人気の高かった特別なプリントとしても知られます。モデルには「DAY & A HALF」を採用し、加えてシルバーのジッパータブ、ブラックのフィギュアエイトなど、当時のディテールもしっかり踏襲。当時を知る人も、知らない人にもオススメできる〈グレゴリー〉の軌跡が詰まった、完成度の高い仕上がりです。

「シルバータグ」には実はラベルデザインに前後期が存在し、〈グレゴリー〉の英字の後に施されている「TM」マークが前期、「R」マークが後期を表します。今回の復刻では前期を再現しながらも、40周年を表す年代を追加した特別仕様の「シルバータグ」に。「青文字」タグの後期より使用されはじめた、流線型のロゴ入りバックルなど、当時の仕様を再現したディテールも見どころです。

展開は「DAY & A HALF」「DAY PACK」「SINGLE POCKET」の3型。今期アップデートされた「SINGLE POCKET」も今作では当時のディテールを再現しており、フィギュアエイトによるフロント装着だけでなく、背面にストラップを通すスロットを設けた「スティフナー」を採用。パックのサイドコンプレッションベルトなどを利用した取付けも可能です。時代を彩りながらも、現代でも色褪せない魅力を備えた〈グレゴリー〉の希少な名品をぜひこの機会に手に触れてみてください。