「マイナーチェンジやアップデートはされているとは言え、40年以上前にリリースされた「DAY PACK」が、今でも定番としてリリースされ続けている訳じゃないですか。そういうのって、改めて考えてみると、本当に凄いことですよね。特に、僕はフイナムで〈グレゴリー〉の担当をさせてもらっているので、シーズン毎に強くそのことを実感します」
当フイナムにおいて、“Cover All Of Gregory“の担当編集を務めている中田さん。ファッション好きの兄を2人持ち、おりしもアウトドアファッションが流行っているタイミングでファッションへの興味を強めていったという彼にとって、アウトドア系のバックパックと言えば、問答無用で〈グレゴリー〉が連想されるようなレベルの刷り込みがあるのだとか。
「中学2年の頃に、学校の校則が変わって、カバンが自由になったんですよ。そのタイミングで「DAY AND A HALF PACK」を買ったのが、僕の初〈グレゴリー〉です。結果的にそのカバンは高校3年までずっと通学に使いましたが、未だに良いコンディションで残っていて、今でもたまに使ったりします。他にも〈ビームス プラス〉とのWネームの「TAIL MATE」も愛用していますが、最近ずっと使っているのは、この〈N.ハリウッド〉とのWネームの「3WAY BAG」ですね。ミリタリー感とアウトドアのテイストが上手く融合したアイテムで最高です」
デザインや機能性を大切にするのはもちろんだが、アイテムの持つ背景やストーリーを“スタイル“として楽しむのもファッションの醍醐味のひとつ。流行りに左右されずに、気に入ったアイテムであれば色違い、生地違いで手に入れ、自分の物へと昇華させる中田さんの“スタイル“と、定番を常にアップデートしながら、新たな“スタイル“も常に探求している〈グレゴリー〉というブランドの組み合わせはとても相性が良い。
「今日着ている〈ポーター クラシック〉のシャツは、本当に気に入っていて、実は同じ形を全部で8枚持っているんです(笑)。新しいものも好きなんですが、こうして気に入ったものを着続けたり使い続けたりすることが多いので、〈グレゴリー〉のアイテムも自分にとってはその対象ですね。普遍的でありながら革新性もあり、本当の意味での定番なんです。いつかフイナムとしても、本社まで取材しに行ってみたいですね!」
バッグ : N.ハリウッド × グレゴリー
シャツ:ポータークラシック
ショートパンツ:ポータークラシック
シューズ:ナイキ
ハンチング:トラヤ帽子店
時計:アップルウォッチ
Photo_Yuichi Akagi
Edit & Text_Maruro Yamashita
問い合わせ先 グレゴリー/サムソナイト・カスタマーセンター
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