近年では、吉本興業に所属するお笑い芸人とのコラボから、NYのストリート界隈で今最も注目を集めるブランドである〈サンパース NYC〉とのコラボまで、多種多様で個性的な仕掛けで話題を振りまいている「ジャーナル スタンダード」。とはいえ、その豊富なセレクトの中でも、長年大きな柱となっているのが、いわゆる”アメカジ”色の濃いセクションであることは疑いようの無い事実。当然 〈グレゴリー〉との相性も抜群。今シーズンはさらに特別な取り組みがなされているのだとか。

「今ってボディバッグがどこも売れていると思うんですが、僕的にはこれくらいのサイズ感が理想だったんですよね。財布と携帯とタバコが入るサイズ。「TAILRUNNER（テールランナー）」をよりコンパクトに、使い易く、僕の理想の形に作り変えてもらいました」

「ジャーナル スタンダード」のバイヤーである宮川さんがそう語る、「ジャーナル スタンダード」と〈グレゴリー〉のコラボアイテムとなる、今回の「テールランナー」。そのスペシャルさは決してサイジングだけでは無い。なんと、全10色展開だというから驚きだ。

「どうせやるなら、インパクトのあることをやりたいですねという話になり、10色やっちゃいましょうって盛り上がりまして（笑）。今って本当に小さめのサイズ感のカバンが調子良いので、安価だけど、しっかりとしたものを山程売ろうと思ったんですよね。売り場に10色カラバリが並んでいたら、とてもインパクトがあるじゃないですか。しかも、10色作る上で、工場のあまり生地を使ったんですが、そのおかげでA&F GREYって呼ばれているオリーブっぽいカラーとか、古着が好きな人にはピンとくるようなカラーリングを展開することが出来ました。それ以外にも、紫とか、ピンクとか、いわゆる往年のグレゴリーファンの人に響く色もあったりします。どれもしばらくインラインで出ていないカラーで。逆にいうと、昔から使っている余り生地を使ったからこそ出来た展開なんですよね」

シンプルなコーディネイトに差し色として明るいカラーの、このスペシャルな「テールランナー」を合わせれば、薄着になりよりコーディネイトがシンプルになりがちな春夏のファッションに新たな彩りが加わるのだろう。

バッグ：グレゴリー × ジャーナル スタンダード
ジャケット：メゾン エウレカ
Tシャツ：ザ マッドバリー クラブ
パンツ：ナンバー M × ジャーナル スタンダード
シューズ：アディダス
メガネ：レイバン