昨年40周年を終え、改めてファッションシーンにおいても存在感を増してきた〈グレゴリー〉。今シーズンから新たに〈グレゴリー〉の取り扱いがスタートするショップの多さからも、その勢いを強く感じることが出来るのではないだろうか?
「自分はちょうどBoon世代なんですけど、〈グレゴリー〉が物凄い流行っている時代をリアルタイムで経験したので、初めてファッションを意識して購入したバックパックが〈グレゴリー〉の「デイパック(DAY PACK)」でした。当時から服やスニーカーが好きだったんですけど、当時、何を背負ってると一番いいの? みたいな(笑)。〈グレゴリー〉は一番メジャーだったし、背負っているだけで様になるくらいのアイテムだったんです。一番最初に買ったのは、赤×黄の、昨年も40周年として復刻されていたモデルなんですが、一番思い出深いモデルとなると、青春時代をずっと共にしていた黒の「DAY PACK」の青文字タグのタイプですね!」
そう語ってくれたのは、今年から〈グレゴリー〉を取り扱うことになった、「ナノ・ユニバース」のバイヤー増村さん。過去にはヴィンテージアイテムを収集したりと〈グレゴリー〉のヘビーユーザーだったという増村さんがこの日使用していたのは、彼自身にとっても感慨深い逸品となった、もうじき発売されるという「ナノ・ユニバース」× 〈レットイットライド〉× 〈グレゴリー〉のトリプルネームの「DAY PACK」だ。
「元々うちは〈レットイットライド〉さんと親交が深くて、他のコラボレーション案件でもデザインをお願いしていたりとか、トリプルネームのコラボレーションをよくお願いしてまして。うち的には盟友なんです。社内的にも、お客様に本物のカバンをお伝えしたいという意向が盛り上がり、トントン拍子にこの企画が決まって、うちの方でデザインや型をイメージし、それを〈レットイットライド〉にデザインしてもらいました。〈グレゴリー〉のヴィンテージを集めていたあの頃から考えると、こういうことが出来るようになるっていうのはなかなか感慨深いし、面白いなって思いますね」
一見シンプルな黒のモノトーンだが、全面にオリジナルのバンダナ柄がヒートエンボス加工で施されたスペシャルな仕様は、さり気なくもインパクトもしっかりあり、「ナノ・ユニバース」らしさを存分に感じさせてくれる。「DAY PACK」以外にも、価格が1万円前後と比較的手に取りやすい「Flash Day」と「Teeny Tote」も展開されるとのこと。このアイテムを窓口に、〈グレゴリー〉は新たなユーザー層を開拓していくのではないだろうか。
バッグ : グレゴリー × ナノ・ユニバース × レットイットライド
ジャケット:カーハート
パンツ:ニードルズ
シューズ:ニューバランス
ストール:インフィールダーデザイン
キャップ:ニューエラ × ネペンテス
Photo_Yuichi Akagi
Edit & Text_Maruro Yamashita
問い合わせ先 グレゴリー/サムソナイト・カスタマーセンター
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