COVER ALL OF GREGORY

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「ビームス 神戸店」でスタッフとしても活躍しながら、〈ビームス〉の関西圏のプレスを務めている井上恭輔さん。無類のアメカジ好きだというお父さんの影響もあり、自身もそのスタイルに自然と惹かれていった井上さんにとって、グレゴリーは子供の頃から慣れ親しんで来たブランドのひとつだった。

「今日使っているデイパック(DAY PACK)は、もともと家にあったものなんです。中学校3年生くらいのとき、お洒落な人たちが徐々にグレゴリーを持ちはじめた頃で、家にないかなーって探していたら、これがあったんです。周りは黒や紺のワントーンモデルを使ってる人が多かったのですが、こういうパネルで色が切り替わったクレイジーな配色っていうのが珍しく思えて、とても気に入ってました」

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井上さんには、会社へヴィンテージのGジャンにスウェットや〈ナイキ(NIKE)〉のエアマックスを履いて出勤するお父さんがいたり、私服の中学校に通っていたりと、服が好きになる環境が整っていたのだという。

「家にはいろんなヴィンテージアイテムがありましたね。まだ子供だったので、何が良いのか悪いのか全然分かってなかったですけど。それに父親も服だったら好きなものを買ってくれるようなところがあって、コレが着たい! とかよくねだったりしてました(笑)。高校は制服があったんですけど、バッグは毎日グレゴリーでした。部活もやっていたので、荷物もたくさん入って、とにかくすごくタフなのが良かったですね。自転車だったので胸にストラップが付いているのも便利でした。3年間ずっとデイパックですね。これと真っ黒のデイパックの青タグを使ってました。ちなみに黒は自分でお金を貯めて買ったものです」

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10代の頃から20年近くに渡り〈グレゴリー〉を愛用している井上さんだが、日々の生活、仕事の中で、改めてその魅力を実感する瞬間があるのだとか。

「いま自分は、神戸の店舗スタッフと、関西のPRを兼務しています。神戸には山も海もあって、アウトドアブランドのお店もたくさんあるんですけど、年配の方で山登りをされている方が多いのか、昔のグレゴリーをリアルに使っているお爺ちゃんとかがフラッと来店されることがあって、そういう人たちが使い込んだグレゴリーを見ると、やはり良いものなんだなって実感します。自分自身も、この「デイパック」は20年近く使っていますし、本当に凄いブランドですよね。デザインも普遍的で、いつまでも変わらずに使える。これから先もずっと変わらずに愛され続けるアイテムだし、自分も使っていくと思います」

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バッグ : グレゴリー (私物)
ジャケット:リーバイス®のヴィンテージ
インナーベスト:2-タックス
スウェット:レミレリーフ
パンツ:古着
キャップ:ポルケ&バイス
シューズ:ナイキ
メガネ:バディーオプティカル
ウォレットチェーン:ビルウォールレザー

Photo_Yuichi Akagi
Edit & Text_Maruro Yamashita

問い合わせ先 グレゴリー/サムソナイト・カスタマーセンター
電話: 0800-12-36910(フリーコール)
※月曜日~金曜日の10:00~17:00受付(土日祝日・年末年始は除く)
gregory.jp

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