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食を通してみんなが幸せになれるように。

モデル業、ケータリング「美菜屋」オーナー、ランニングコミュニティ「GO GIRL」代表と、時流に合ったワーク・ライフ・バランスを確立している浅野美奈弥さん。なかでもメインとなるのは、食から健康美を見出す「美菜屋」。食材の個性が引き立つ色鮮やかなケータリングで、雑誌や広告、テレビなど、あらゆる撮影現場で引っ張りだこ。そんな多忙な日々を送る彼女にとっての食の持つ役割とは。

「高校卒業後、大学進学のために上京。学業と並行して、高校時代からやっていたモデルもしながら、機会があればクラブでDJもやる、そんな毎日を過ごしていました。その反動が大きかったのか、過度なダイエットと不規則な生活で2017年に身体を壊してしまって。結局モデル事務所を辞めて、DJ活動も一旦休止。一度身体も心もリセットしようと心に決めて、ずっと我慢してきた“食べること”と向き合おうと思い、独学で食の勉強をはじめて、フードスタイリストやダイエット検定1級といった資格を取得。現場経験を積むために料理家のアシスタントになりました」

不規則な生活が招いた大きな転機。バランスよく食べることで少しずつ体調も良くなり、生きることが楽しくなってきた。そんな実体験から、食を通してみんなが幸せになれるようなアクションを起こしていきたいという思いで「美菜屋」をスタート。和食中心のバランスのとれたヘルシーなお弁当を食べられるとあって、人気は瞬く間に広まっていった。

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より多くの人に食べてもらえるよう、今年7月には、東京・池尻にアトリエをリニューアルオープン。お弁当のテイクアウトや、レンタルスペースとしても運用してる。

「これまではケータリングのみの販売でしたが、もっと一般の人や近所に住んでいる人たちに食べてもらえるように、池尻にアトリエをオープンしました。私自身も実際に住んでとても好きになったことと、ロケバスがアクセスしやすい立地であることがポイント。2階のレンタルスペースでは、ワークショップや料理教室のようなことができるように計画しているところです」

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自分の気持ちに耳を傾けることが大切。

鮮やかでヘルシーで食べ応えのある料理。新鮮な野菜がふんだんに使われ、食材ひとつひとつの味わいが際立つ美菜屋のケータリングで大事にしていることを聞いてみると、こんな答えが返ってきた。

「見た目が映えるだけでなく、ボリュームがほしいというオーダーも多いので、かわいいけど食べ応えもあるお弁当が作れるように意識しています。彩りを考えつつ、スーパーで手に入りにくいような野菜を使ったり。素材ひとつひとつにしっかり味がついているので、野菜が苦手な方からも食べやすいと言っていただいています」

すべては心身の健康のため。自分の気持ちに耳を傾けることが大切、とさらに続ける。

「仕事や食生活を含め、何においてもストレスを溜めないように心がけています。どんなに体のためにいい行動をしていても、ストレスになってしまうと逆に負荷がかかってしまうもの。昔はカロリー制限とか、自分のなかでがちがちにルールを作っていましたが、いまは食べたいときに食べたいものを食べるようにしています。体が欲しているものは、そのときの自分に必要な栄養素。それがお酒やお菓子だとしても、バランスのとれた食事の軸をしっかりと守りながら、無理せず食べるようにしています」

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グレゴリーなのに!? っていうギャップがいい!

そんな浅野さんがこの日選んだバッグは、〈グレゴリー〉では珍しいモデル「CINCH BAG M」。巾着部分のコードを使ってショルダーポーチのように使うもよし、ウェビングハンドルでトートバッグのようにして使うもよし。大人の女性にとって使いやすいサイズ感とシルエットを、アウトドアに出自を持つ〈グレゴリー〉ならではの世界観の中で表現したプロダクトだ。

「グレゴリーはバックパックのイメージが強かったので、こういうモデルがあるとは思いませんでした。いい意味で新鮮ですね。私の場合、仕事柄、割烹着や道具周りは全部アトリエに置いているので、持ち歩くのは携帯と財布くらい。この容量なら、化粧ポーチはもちろん、財布は長財布でも入る。思えばそういう細々したものが収まって、なおかつコンパクトに持てるバッグってありそうでなかったかも。しかも、カジュアルなスタイルはもちろんなんですけど、キレイ目な格好にも違和感なく合わせるっていうギャップが良いですよね。ヒールとかに合わせても絶対可愛いと思います」

様々なスタイルにフィットする〈グレゴリー〉。とはいえ、大人の女性が持つエレガントさを少しのアクセントで引き立てるためには、ファッション的なアレンジが不可欠。そこをきちんと踏まえて作られたこの「CINCH BAG M」は、そういった女性のニーズをしっかりと兼ね備えたバッグだと言える。

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バッグ:GREGORY「CINCH BAG M」(ONLINE STORE

Photo_Fumihiko Ikemoto
Edit & Text_Jun Nakada

問い合わせ先 グレゴリー/サムソナイト・ジャパン
電話: 0800-12-36910(フリーコール)
※月曜日~金曜日の10:00~17:00受付(土日祝日・年末年始は除く)
gregory.jp


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