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ないなら自分でつくる。

東京都八丈島で生まれ、幼い頃に家族旅行で行った海外で初めてのサーフィンを経験。以降、サーフィンを通してスケートボードにのめり込み、現在は原宿のスケートショップ「FTC」に勤務する傍ら、スケートボードと、新たに没頭してる釣り三昧の日々を送る笹本さん。仕事も遊びも常に両手を自由にしておきたいという彼が使うのは、いつもバックパックだった。

「高校を卒業して、すぐにFTCで働くことになりました。もともとよく遊びに行っていて、当時の店長に『卒業したらどうすんの?』って言われて。大学に行こうとは思っていなかったので、『まだ決めてないです!』って答えたら、『じゃあうちで働けば?』って。次の日には履歴書持って行ってましたね(笑)」

現在22歳。「FTC」で働きはじめて約4年半。スケートボード同様、ハマってしまった釣りの影響で、昨年11月から、自身のブランド〈メトロポリス フィッシング(Metropolis Fishing)〉をスタートさせた。

「1年半くらい前に、上州屋で偶然(目黒区)祐天寺にあるヘアサロン、Guru's Cut&Standで働いているタカネさんに声をかけられて。共通の友達がいて存在自体は知っていたのですぐに意気投合して、1週間後には一緒に釣りに行ってました。その時から、お互いにイケてるフィッシングウェアってないよねって常々話していて。街でも着れて、そのまま釣りにも行ける、そんなウェアをつくりたくてなって始めたのが〈メトロポリス フィッシング〉です」

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ぼくにとってはスケートも釣りもコミュニケーションツール。

スケートボードと釣り。まったく違うアクティビティのように見えるが、実は共通項が多いと笹本さんは言う。

「八丈島が地元ということもあり、海に囲まれているので、自然とサーフィンや釣りは身近にありましたね。まあ結局サーフィンをやったのは数えるくらいで、スケートにハマってしまうんですけど。たしか中学校2年から始めたのでもう7年くらいになりますね。で、最近釣りをやってて思うのが、スケートで繋がった仲間もたくさんいるんですけど、釣りで繋がった仲間がめちゃ増えたこと。意外と同じ業界で釣り好きな人って多いんだなって、驚いたのと同時に嬉しかったですね。同じ感覚で話ができるので。ぼくにとってはスケートも釣りもコミュニケーションツールなんですよ」

それぞれのシーンで同じ目線、感覚で話ができる仲間がいることが重要。お互いのフィールドで得た気づきをフィードバックし合うことが、〈メトロポリス フィッシング〉のものづくりをする上でも欠かせないのだと言う。

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荷物は必要最低限に。

この日選んだバックパックは、王道デイパックのデザインはそのままに、容量と機能を追加した「MIGHTY DAY」。メイン収納に加え、シューズ用コンパートメントやサイドポケット、PCスリーブを備えたおかげで、仕事、ジム、出張、小旅行など、使用シーンの幅がとにかく広い。

「普段仕事に行くときは、ヘアワックスやステッカー、着替え用のスエット、デッキの工具、あと時々ノートPCを入れるくらい。FTCでの主な仕事が販売なので、そこまで荷物は多くないですね。ただ、仕事終わりにそのまま仲間とスケートしに行くことが多いので、このMIGHTY DAYは、仕事用とスケート用のシューズを分けて持っていけるのでかなり重宝しそう。しかも容量もたっぷりあるから、スケートトリップにも最適ですね」

笹本さんにとってのバッグ選びは、あくまでアクティビティがベース。仕事、スケート、釣りと、シーンごとにバッグを使い分けることが、彼のスタイルに繋がっている。

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バッグ:GREGORY「MIGHTY DAY」(ONLINE STORE

Photo_Fumihiko Ikemoto
Edit & Text_Jun Nakada

問い合わせ先 グレゴリー/サムソナイト・ジャパン
電話: 0800-12-36910(フリーコール)
※月曜日~金曜日の10:00~17:00受付(土日祝日・年末年始は除く)
gregory.jp


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