COVER ALL OF GREGORY

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自然と芽生えた“バックパック=グレゴリー”
という方程式。

学生時代にアルバイトとして〈ピルグリム サーフ+サプライ〉に勤務後、新入社員として「ビームス」に入社。新宿店にて2年間の販売スタッフを経て、2020年4月からプレスとして多忙な日々を送る百々さん。「リース対応から取材対応、コンテンツ企画やプランニングなど、毎日体も頭もフル回転です」と話す彼の持ち物は至ってシンプルだった。

「プレスに配属されたのはコロナ禍になってから。在宅ワークに限らず、ノートPCを家に持ち帰ることがほとんどです。なので仕事用のバッグに求めるのは、PC、携帯電話、メモ帳、筆記用具に加えて、自転車通勤なので雨用のパッカブルシェルが入るだけの容量があれば十分。ぼくのいるオフィスフロアがフリーアドレスになったことも、持ち物がよりコンパクトになった理由のひとつかもしれないですね」。

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気さくで迅速、仕事ぶりも丁寧な百々さん。続けて〈グレゴリー〉にまつわるエピソードを聞くと、意外にもファッション遍歴から話が始まった。

「母親が服好きだったこともありますが、年の離れた男3兄弟の末っ子として育ったこともあり、ファッションの影響は早くから受けていました。ぼくにとっての最初の〈グレゴリー)は、中学生のときに兄にお願いして譲り受けた旧ロゴのメッセンジャーバッグ。モデル名までは覚えていませんが、いまでもたまに使っています。(グレゴリー)ってぼくら世代より上の先輩たちのブランドっていうイメージが強いかもしれないですけど、「デイパック」は学生時代の定番アイテムでしたし、みんな背負ってました。茶タグとか紫タグとか、タグのデザインが好きでしたね。それに〈リーバイス〉とか〈パタゴニア〉のフリースのように、ヴィンテージを探しているひともたくさんいる。そういう歴史を感じさせてくれるところもグレゴリーならではの魅力ですよね」。

ファッション好きの兄を2人持ち、おりしもアウトドアファッションが流行っているタイミングでファッションへの興味を強めていったという百々さんには、“アウトドア系のバックパック=グレゴリー”という方程式が自然と出来上がっていたようだ。

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「デザインや機能性を大切にするのはもちろんですけど、アイテムの持つ背景やストーリーを“スタイル”として楽しむのもファッションの醍醐味のひとつだと思うんです。今日使った『キャンパスデイM』も、クラシックなデザインですけど、フロントに視認性の高いメッシュポケットや内部のオープンスリーブポケットがあったり、時代に合わせてちゃんとデザインがアップデートされている。そういう男心をグッと掴む部分があるから、今後もきっと愛され続けるんだろうなって思います」。

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バッグ:GREGORY「CAMPUS DAY M
シャツ:SUGAR CANE × BEAMS
パンツ:BEAMS PLUS
シューズ:Clarks Originals

Photo_Fumihiko Ikemoto
Edit & Text_Jun Nakada

問い合わせ先 グレゴリー/サムソナイト・ジャパン
電話: 0800-12-36910(フリーコール)
※月曜日~金曜日の10:00~17:00受付(土日祝日・年末年始は除く)
gregory.jp


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