デザインやディティールの別注だけでなく、
ノンネイティブが新たに仕掛ける取り組みとは？

通算すると７回目のコラボレーションとなり、アパレルにおいてニューバランスの評価をより確かなものへ押し上げたといっても過言ではない人気ブランド、ノンネイティブ。その旗艦店である『ベンダー』のショップマネージャーを務める畠山氏は、まだショップが代官山にあった時代から歴代の別注モデルを履いている、いわばヘビーユーザー。

早速、今回着用している明日11月22日発売の最新作MNL710 "COYOTE"の感想を尋ねると「ノンネイティブの別注は、つねにコレクションありきでイメージ・デザインされているので、洋服に馴染むのはもちろんですが、今回最も印象的なのはそのウェイト。今までと比べても随一の軽さを誇り、加えてソールには"MINIMUS（ミニマス）"のビブラム社製アウトソールを採用しているので、接地感が高まり足元のコントロールがしやすく、裸足感覚に近くてとにかく履きやすい」と、すらすら活きたセールスポイントが出てくる出てくる。

しかし、今作はルックスやテクニカルな部分だけではなく「これまでは正月の初売り商品としてリリースしていましたが、本作に関しては秋冬コレクションが最も充実している11月に合わせての発売になるので、すぐにでもスタイリングに取り入れることが出来るのもポイント」とのこと。ちょっとした気配りですが、オンタイムでブランドの世界観を体感出来るのは、ファンとしても嬉しいところ。

「また、今作はニューバランス特有のボリューム感もほど良く抑えられたスマートなシルエットなので、996や1400あたりを愛用している女性にもオススメです。と、言うのも、じつは今回からウィメンズサイズも展開しているので、気になった方は姉妹店である『ROOTS to BRANCHES』へ、どうぞ」と、最後にちゃっかり宣伝されちゃいましたが、これもショップマネージャーたる所以。うーん、素晴らしい組み立てですね。

スタイリング
シューズ：〈ニューバランス MNL710 "COYOTE"〉
コート：〈ノンネイティブ〉
ニット：〈ノンネイティブ〉
シャツ：〈ベンダーシングス〉
パンツ：〈ベンダーシングス〉
リング：〈エンド〉
リング：〈エンド フォー ノンネイティブ〉
リング：〈エンド フォー ベンダー〉

Tsuyoshi Hatakeyama
畠山剛
vendor Shop Manager
ベンダー 店長