グレーに染まった東京の夜。進化した「574」を祝ったスペシャルイベントをレポート!
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1982年に登場した「M555」からはじまる500番台の系譜を継ぐ名作スニーカー、〈ニューバランス〉の「574」がこの度リニューアル。世界同時発売となった「ML574」グレーの発売を記念して、3月15日は世界各国で一斉にグローバルイベント「New Balance GREY DAY」が開催されました!
そして、〈ニューバランス〉と手を組んで特設サイトを立ち上げたフイナムも、もちろん潜入。大いに盛り上がった夜の模様をレポートします。
「New Balance GREY DAY」のイベント名にもある通り、テーマはずばり “グレー” 。ここ日本の会場として選ばれたのは、東京・天王洲の「寺田倉庫」です。
東京に点在するあらゆる街が表現されたという、グレーで包まれた壮大な空間。入ってすぐの場所に現れたのは、〈ニューバランス〉社員のグレーシューズを約250足積み重ねたという「GREY SHOES WALL」。手に入れることが難しい、超レアシューズも混ざってるのだとか!
こちらはカスタマイズシューズサービス「NB1」に登場する、スワロフスキー・クリスタルをあしらった「574」
会場の各エリアで繰り広げられたのは、enraによるモーショングラフィックス&ダンスや、→Pia-no-jaC←、Young Juvenile Youthのライブをはじめとする多種多様なパフォーマンス。ほかにもLicaxxx、Yukibeb、KAIRIらが登場しました。
さまざま “N” が表現されたアートインスタレーションは、GELCHOP、Jun Inoue、Kohki、Mana Morimoto、WALNUTらによるもの。こちらは、東京だけでなく世界各国共通の会場に飾られているそうです。
個人的に感心してしまったのは、訪れた者をあっと驚かせた圧倒的な空間の裏側。実は “グレー” にまつわるこんなコンセプチュアルなテーマが。大意をまとめると以下のようになります。
ー道路のアスファルト、ビルのコンクリート、一口にグレーと言っても同じグレーはひとつも存在しなくて、この世の中は異なるグレーで溢れている。
そして、多様性に富んだグレーという色は、それぞれが違う人々の個性にも似ている。世の中に流されず、自分だけの価値観を持ち、それぞれの “グレー” とともに人生を謳歌しよう。ー
人の個性をグレーという色に置き換えた、大きな裏テーマが隠されていたんですね。〈ニューバランス〉を象徴する色が、人のパーソナリティを表現していると考えると、なんだか素敵に思えてきますね。
抽選で選ばれた一般招待客の50組100名と、東京のファッションシーンを盛り上げるインフルエンサーや業界関係者を合わせると、なんと約800名が来場したという「New Balance GREY DAY」! いつの時代も〈ニューバランス〉と「574」は愛されていて、これから先、50年、100年経っても〈ニューバランス〉の歴史は続いていく。そう実感した素晴らしい一夜でした。