What’s your 574 Style?
ニューバランスの「574」と10人のスタイル。

- FEATURE

ようやく春の到来です。新しい季節はニューアイテムと共に身も心も清々しく過ごしてみるのはいかがでしょうか? おすすめは〈ニューバランス(New Balance)〉の「574」。世界中の人々に愛され、ブランドの顔とも言えるモデル。らしさあふれるデザインと、豊富なカラーバリエーションで、きっと自分好みの一足が見つかるはず。今回はそんなスニーカーを、肩書きも職種もバラバラな10名の男女に履いてもらいました。「574」の普遍的なデザインは、多様な人々の足元にフィットする豊かな汎用性を秘めているのです。それでは早速、十人十色のスタイルをご覧ください。

  • Photo_Kazunobu Yamada
  • Text_Yuichiro Tsuji
  • Edit_Hiroshi Yamamoto

Style 01:Shunya Tanaka / BEAUTY&YOUTH PRESS

「H Beauty & Youth United Arrows」のプレスを務める田中駿也さんは、オフホワイトの「574」を着用。春らしい爽やかなブルーのシャツと、裾にドローコードがついたトレーニングパンツを合わせて、品のあるスポーティスタイルを披露してくれました。

「ぼくは基本的にほぼ100%スニーカーなんです。なのでいろんなシューズを履くんですけど、その中でも〈ニューバランス〉は本当に汎用性の高いシューズだと思います。誤解を恐れずにいえば、ローテクっぽくも履けるし、ハイテクっぽくも履ける。だからいろんなスタイルに合うし、ぼく自身もよく履いています。老若男女に合うスニーカーですよね」

〈New Balance〉「ML574EVW」 ¥9,900+TAX

「今回は春らしくオフホワイトのシューズをチョイスして、ブルーのシャツとネイビーのパンツで爽やかでクリーンなコーディネートを意識しました。実は『ユナイテッドアローズ』に入社した頃にネイビーの『574』を手にいれたことがあって、カラーバリエーションが豊富なのがすごく魅力的だし、〈ニューバランス〉の中でもいちばんベーシックなアイテムでまだ履いたことない人にもおすすめのモデルですね」

Style 02:Shun Morita / CUT HOUSE KYODO

経堂駅から歩いてすぐの場所にある理容室「CUT HOUSE KYODO」。そこで理容師をつとめる盛田峻さんはグレーの「574」をチョイス。それをシンプルな着こなしでミニマムにコーディネートしてくれました。

「スニーカー選びの基準は、あまり主張のないものですね。今日みたいに、いつもシンプルでラフな格好が多いので、そうしたスタイルに合うものを選んでいます。〈ニューバランス〉はここ数年でよく履くようになりました。すごく硬派なブランドだと思います」

〈New Balance〉「ML574EI2」 ¥9,900+TAX

「今日はグレーのワントーンでコーディネートしました。ビックリするくらい履き心地がいいですよね、〈ニューバランス〉のスニーカーって。夏場なんかはショーツに合わせてもいいボリューム感だと思います。『574』はお客さんとか友達とかが履いているのをよく見かけます。それぐらいみんなに愛されているモデルなんだなと思います」

Style 03:Erika Murphy / Luby Sparks

スクールガールのようなムードの中に、どこかロックな要素も感じるコーディネートを披露してくれたのは、「Luby Sparks」というバンドでヴォーカルを務めるエリカ マーフィーさん。彼女が履いている「574」は、環境に配慮した材料を使い、作業工程も地球のことを考えてつくられた、“サステナビリティプログラムアイテム”。アッパー材料にEco Materialを50%以上使用し、作業工程においては廃棄を65%もカットしているのです。

「サステナブルっていいことですよね。だからこの靴がそうしたことを考えてつくられているのはすごくうれしい。私も普段から意識しています。続けられることをコツコツとやるようにしているんですけど、ペットボトルは買わずに普段から水筒を持ち歩いたり、古着を買うようにしたり、いらなくなった服も捨てるんじゃなくて誰かの手に渡るように回収してもらったりしています」

〈New Balance〉「WL574RD2」 ¥9,900+TAX

「普段はホワイトやブラックのシューズをよく履くんですけど、最近はピンクとかにも挑戦してますね。私はいろんなファッションのテイストを楽しみたいので、スニーカーは何にでも合うベーシックなものが好き。だから『574』はそうした自分の趣向に合っていますね。〈ニューバランス〉は男性が履いているのを見ると、いつもかっこいいなぁと思うので、よくプレゼントで渡したりします(笑)」

Style 04:Minami Dodo / BEAMS Press

「BEAMS」のプレスを務める百々 南さん。春らしいピンク色の大きなカーディガンに、色落ちしたデニムを合わせ、足元はブルー×イエローの「574」をセレクト。コーディネート全体を通してミニマルな色使いながら、はっきりと主張が伝わる着こなしを見せてくれました。

「最近は〈ニューバランス〉の中でも900番代のスニーカーを履いている人をよく見かけるので、こうした500番代がすこし新鮮に見えるし、気分的にもこういうのを履きたいなと思っていたんですよ。ちょっとレトロでクラシックというか、そういう雰囲気がまたいいなって」

〈New Balance〉「ML574OR2」 ¥9,900+TAX

「ブルー×イエローのこの配色、一目見たときにかわいいなと思ってチャレンジしてみました。よく見ると濃いブルーや淡いブルーが一足の中に入っていて、そうした絶妙な配色も、〈ニューバランス〉を好きな理由のひとつです。そうしたカラーリングを活かしたくて、インディゴのデニムで青を主張するようなコーディネートにしました。だけどそれだけじゃちょっと寂しいので、ピンク色のカーディガンやチェックのハットで、明るさをプラスしています」

Style 05:So Kaneko / Blue Lug Hatagaya Staff

都内屈指のサイクルショップ「BLUE LUG」にて、エンジニアを務める金子 聡さん。ネイビー×グリーンの「574」に合わせるように、服も同じカラーで統一感のある着こなしを見せてくれました。

「ネイビー×グリーンの配色ってぼく好きなんですよ。だからコーディネートもいつも通りっていう感じですね。『574』はローテクな見た目してますけど、実際履いてみると、履き心地は全然ローじゃないですね(笑)。やっぱり歩きやすくてクッション性も抜群です」

〈New Balance〉「ML574HL2」 ¥9,900+TAX

「最近はボリューム感のあるスニーカーを履く機会が多くて、『574』のフォルムも自分好みでいい感じです。〈ニューバランス〉は優等生なイメージですね。うちのスタッフでもファンが多いんです。履きやすいのはもちろんだけど、流行り廃りないデザインだし、なんだか手に取りたくなる魅力がありますよね」

Style 06:Momoko Nakamura / Artist

アーティストとして自身の作品を発表したり、雑誌や広告、ミュージシャンのジャケットワークなど、幅広いフィールドで活躍する中村桃子さんは、意外なことに「最近になってようやくスニーカーデビューをした」のだとか。

「もともとスニーカーはニガテだったんです(笑)。だけど、一足かわいいアイテムを見つけてそれを買ってチャレンジしてみたら、すごく履きやすくて。それ以来、スニーカーを履く機会が増えました。〈ニューバランス〉は今回がはじめてなんですけど、やっぱり噂通り歩きやすいですね」

〈New Balance〉「ML574OS2」 ¥9,900+TAX

「〈ニューバランス〉ってすごく真面目なイメージ。なんか品のある人が履いている印象があって、すごくスマートだなって思います。みんなかっこいいし、履いている人を見ると『似合ってるなぁ』って思う。それだけデザインが魅力的ってことですよね。私は今日、スカートに合わせたいと思って、そんなコーディネートにしてみました。ワンピースとかに合わせても良さそう。ちょっと綺麗な格好をしているときのハズしとして、このスニーカーを履きたいですね」

Style 07:Kanta Kiramura / I&I Store Staff

渋谷にある古着屋「I&I STORE」のスタッフとして働く北村かんたさん。古い映画に出てきそうな、どこかレトロなムードが漂うスタイリングがオリジナリティにあふれていて魅力的です。

「自分はローテクなスニーカーが好きで、ハイテクはほぼ履かないんです。〈ニューバランス〉はむかしのマラソンシューズを持っていますね、それもすごくシンプルでレトロなデザインが気に入っています。『574』は、自分の好みからしたら少し新鮮な感じ。でも、普遍的でクラシックなデザインだから自分のスタイルともマッチしますね」

〈New Balance〉「ML574EVG」 ¥9,900+TAX

「〈ニューバランス〉っておじいちゃんが履いていても、すごくかっこよく見えるというか、いいおじいちゃん感が出ますよね。今日のコーディネートもそんな感じで、スポーティだけど、ちょっと力の抜けた雰囲気をだしています。こういう着こなしに革靴だと、ちょっとシックになりすぎるけど、『574』だとカジュアル感もあり、それでいて品もあってスタイリングのバランスがすごく取りやすいです。主張しすぎないデザインも魅力的だなと思います」

Style 08:Ryo Yamamoto / MARKAWARE Press

デザイナー自ら世界各地を渡り歩き、納得のいく素材を見つけ、それを服として調理をする〈MARKAWARE〉。サステナブルという言葉が世の中に浸透する前から、そうした取り組みにも熱心なこのブランドでプレスを務めるのが山本 遼さんです。彼がチョイスした「574」も、“サステナビリティプログラムアイテム”でした。

「最近は太いパンツを穿くことが多いので、それに合わせてボリュームのあるシューズを持ってくることが増えました。ちょっとボテっとしたシルエットで、まさにこの『574』みたいな感じの靴ですね。春夏は色物の服を着る機会も多くなってくるし、そうしたときにこうゆうシックなカラーリングのスニーカーはバランスが取りやすくて重宝しそうです」

〈New Balance〉「ML574EVB」 ¥9,900+TAX

「この『574』はサステナブルな素材だったり、製法を取り入れているということで、〈MARKAWARE〉の服との親和性も高いと思います。今日ぼくが着ているセットアップもウールとリサイクルポリエステルの生地を使っているので、相性はすごくいいですよね。『574』って〈ニューバランス〉の中でも定番アイテムだと思うんですけど、そうした品番でサステナブルな取り組みをすることによって意味合いもすごく強くなると思うので、いいことだと思いますね」

Style 09:Gaku Ogasawara / Gyoza Specialist

アパレル企業での勤務を経て独立し、現在は餃子愛好家として餃子の魅力を説く活動をしているオガサワラガクさん。グレーの「574」が、ミニマルなスタイリングの爽やかさをより引き立たせています。「餃子の食べ歩きには歩きやすいスニーカーが必要不可欠」とオガサワラさんは豪語します。

「毎日餃子漬けの日々を送っています。朝起きて取り寄せ餃子を食べて、お昼か夜に食べたことのない餃子を求めて、どこかの街へと繰り出すんです。お店も下調べするというよりも、自分の嗅覚を頼りに歩きまわって探すのが好きなんです。その中でスニーカーというのが大事で、途中で疲れて帰ってしまったら、出会うはずだった美味しい餃子に出会えなくなってしまう」

〈New Balance〉「ML574RD2」 ¥9,900+TAX

「じつは『574』はプライベートでも愛用していて、本当にぼくの餃子愛好家としての活動を支えてくれているんです。歩きやすいし、長時間歩行しても疲れないのはもちろんなんですけど、グリップ力があって滑らないのも魅力。中華料理屋って床がヌメヌメしてて滑りやすいんですよ(笑)。だけど『574』を履いていればその心配もないんです。〈ニューバランス〉を履くときは今日みたいにシンプルな格好をすることが多いので、ソックスで餃子愛を表現するようにしています」

Style 10:Monica / Model

モデルとして活躍するMonicaさんが履いているのは、レッド×ネイビーの大胆な配色の「574」。それを鮮やかなグリーンのワンピースに合わせて、活き活きとしたコーディネートに昇華しています。

「今日はスニーカーを目立たせたかったので、レッドとは対照的なグリーンの服をあえて合わせてみたんです。赤ってすごく好きな色なんですけど、シューズで履いたことはなかったので新鮮な気持ちになりますね。派手だと思われがちかもしれないけど、履いてみると意外としっくりくる感覚があってファッションとしても合わせやすい。足元にポイントを持ってきたいときに大活躍してくれると思います」

〈New Balance〉「ML574EH2」 ¥9,900+TAX

「『574』は、ちょっと言葉で伝えづらいんですけど、丸くフィットする感じ。優しく包まれるというか、そんな感覚があります。ここ数年で〈ニューバランス〉を履くようになったんですけど、他の靴とは全然違うフィット感で、本当に履き心地がいいですね。矯正靴から歴史がスタートしているところにも説得力を感じるし、履いていて疲れないのがいいですね」