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意外性のあるメガネに魅力を感じる。

1970~80年代に一世を風靡した伝説のテクノポップバンド「プラスチックス」のギタリストであり、現在はソロで活動しながら、グラフィック・デザインや映像なども手がける立花ハジメさん。若いころはよくサングラスを愛用されていたとか。

「昔『プラスチックス』のツアーでアメリカやヨーロッパをまわったときに、行った先々のメガネ屋さんや洋服屋さんで面白いサングラスを見つけては手に入れていました。80年代っぽい個性的なデザインのものがたくさんあって、今でもたまに『あれよかったのに、どこいったんだろう?』って思い出します」

立花さんといえば、ここ数年はメガネのイメージが定着。しかし、メガネとの付き合いは、意外にも40代を過ぎてからなのだそう。

「もともと目はよかったんだけど、そういう人はほら、老眼が進むのが早いっていうか(笑)。40代のころからメガネをかけはじめて、あっという間にメガネキャラ(笑)。まさか自分にメガネのイメージがついて回るとはね。実は去年の暮れにレーシックの手術をしたのですが、何十年もメガネをかけて“メガネ顔”になっちゃったのでメガネがないと今は寂しいんですよ」

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“キャラ付け”の意味もあって、最近は伊達メガネを愛用されている立花ハジメさん。今は、立花さんにとってなくてはならない存在になったメガネですが、そんな立花さんが憧れるヒーローとは。

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David Bowie - デヴィッド・ボウイ

1947年生まれ。パントマイムをロックに持ち込むなど、演劇性の高いパフォーマンスを展開。1972年に架空のロックスターをコンセプトにしたアルバム『ジギー・スターダスト』を機に、グラム・ロックの代表アーティストに。俳優としても活躍し、そのバイセクシャルな風貌も話題となる。

「う~ん、あんまりそういう風に考えたことなかったけど、例えば目が悪くなくても伊達メガネをかけているおしゃれな女の子っているじゃないですか。そんな風に、自然とメガネが似合っている子はいいなって思ったりしますけどね。あとはデヴィッド・ボウイとか。年をとって目が悪くなったデヴィッド・ボウイはメガネをかけているんです。ちょっと“意外性”のあるメガネキャラっていうか、なんかそういうのに魅力を感じますね」

ご自身が伊達メガネゆえに、メガネで気になるのはその人のキャラクターを引き立てているかどうか。そんな立花さんに選んでいただいた〈レイバン〉のモデルはご自身の新たなキャラクターを予感させる1本でした。

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RX5184F 2012 ¥22,000(税込み)

今回、立花ハジメさんに選んでいただいたのは「RX5184F」のべっ甲柄。「ニューウェイファーラー」の名で知られる細身のウェリントンは、〈レイバン〉を代表する人気モデル。

「やっぱり〈レイバン〉はデザインが独特だよね。この“前に攻めてる感じ”とか。実は少し前はずっと黒のセルフレームばかりかけていたんですが、最近はべっ甲の気分。一度決めると、今度は逆にべっ甲ばかりかけてしまうんです(笑)」

黒ぶちのイメージが定着していた立花さんですが、ここ最近はべっ甲のメガネを手にする機会が増えているそう。ちなみにご自身も〈レイバン〉を愛用されているのだとか。

「たしか60~70年代の黄色いレンズのティアドロップ。『シューター』だっけ?あれよかったよね、耳の後ろまでくるテンプルも独特だし。レンズの色を変えていくつか持っていましたよ。今でもテレビなんかで誰かが〈レイバン〉をかけているのを見ると、自分もかけたくなりますね。『あれ、どこにあったっけな~』って引っぱり出してくる。ある意味回帰点となっている、そんなブランドですね」

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profile

立花ハジメ / ミュージシャン

1951年生まれ、東京都出身。1976年にテクノポップバンド「プラスチックス」を結成、全米・全欧を含めワールドツアーを行う。解散後はソロとして活動し、グラフィック・デザインや映像なども手掛ける。2013年には12の楽曲やインスタレーションなどを収録したアートピースUSB「Monaco」をリリース。http://trafic.jp/

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