「キルティンングアッパーのスリップオンって、年々存在感を増しているアイテムだと思います。さまざまなブランドからリリースされていますしね。ただ、『CARAVAN MOC』はソールに柔軟性があって、よりルームシューズ的な履きやすさがある印象。しかも、動きやすいですから、フィールドでも頼れそうですね」と近藤さん。

豊富なカラバリのなかでも、特に気に入ったのはグレーに挿し色のブルーが映える「CARAVAN MOC」のGRAY/BLUE カラーだそう。

「相性の良い、黒い服が多いんで（笑）。清潔感あるカラーを取り入れたアウトドアスタイルに組み込みたいなと」

スムーズな着脱はモックシューズの魅力の１つ。

「適度にストレッチ性があるヒールのおかげで、足通りは本当にストレスなし。アポイントに遅れそうなタイミングでもイライラしないで済みそうです」

甲部分にはゴム製コードが通っており、一度履いてしまえば優しくホールドしてくれます。

「コードがアウトドア感あるウーブン仕様なのも高ポイント」

シンプルなデザインながら多重構造のフットベッドを搭載。ランニングモデルとはまた違った、ソフトな履き心地が味わえるのも「CARAVAN MOC」の強みです。

「結構厚めのインソールが入っているからか、想像以上にクッション性がありますね。起毛ライニングのフカフカと相まって、コンフォート感がハンパないですよ。グリップ力もあるので、フィールドを選ばず履けそう」

「キャンプ場で悩まされるのが、朝露や雨に濡れた草。靴がビチャビチャになると、かなりテンション下がっちゃいます。最悪、水が染みてきますし。でも、こいつはアッパーのナイロンに撥水加工が効いていて安心。かなりの時間、ドライな状態をキープしてくれました」

万が一濡れてしまっても、保温性の高いライニングだから冷えてしまう恐れは最小限です。

柔らかいヒールパーツを折り畳んだまま着用すれば、サンダルとしても着用可能。

「ありがたいです。テントからちょっと出るときや、撤収で脱ぎ履きを繰り返す場面で重宝しますね。サンダルからシューズへも立ったまま、簡単に移行できます」

フィット感はあるのに締め付けられないマイルドな履き心地は、ドライビングにも好影響をもたらします。

「いい感じにアクセルの反応が伝わってきますよ。冬の長時間ドライブでも冷えにくいですし、だいぶ疲れを軽減してくれそうな気がします」

ノーストレスの着用感、フカフカで暖かいライニング、路面を選ばないクッション性など、タウンからアウトドアまで対応する「CARAVAN MOC」。

「無駄はないけど、ファッションのアクセントにもなるデザインですから、幅広いコーディネイトに組み込めるのもグッド。他のキャンプギアとともに一足常備しておくのが、これから僕のスタンダードになりそうです」