BOSTON LANDING will be born soon!

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さぁ最後、ボストン取材の第3弾は...、今年で110周年を迎えたニューバランスが誕生した街、ボストンについて。どんな街なのかを探るとともに、その街に還元すべく建設中の「BOSTON LANDING」と銘打たれたニューバランス村を取材してきました。

まずは、ボストンについて。アメリカで最も歴史の古い街のひとつであるボストンは、ニューイングランドの中でも最大の都市で、経済的・文化的中心地と考えられており、「ニューイングランドの首都」とも言われます。アメリカ最初の大学であるハーバード・ユニバーシティの所在地としても有名ですね。

教会など古い建築物と、現代的な高層建築とが混じり合い調和している様はとても美しく、アメリカで最も生活費が高い都市ではありますが...、住みやすそうな街です。

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そんなボストンに欠かせないモノと言えば、ボストン・レッドソックス。メジャーリーグベースボール (MLB) のアメリカンリーグ発足時(1901年)からのメンバーであり、常勝軍団です。ホーム・グラウンドであるフェンウェイ・パークは1912年に建築され、アメリカで現在使用されているスポーツアリーナ、スタジアムの中では最も歴史があります。

もちろん、ニューバランスもスポンサードしているためライトスタンド上部には大きな看板が設置されています。ちなみに球場スタッフのウェアもニューバランスがスポンサードしています。

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そして、年に一度4月の第3月曜日に開催されるボストンマラソンも有名。じつは、1897年に創始されており、オリンピックに次いで歴史の古いスポーツ大会のひとつなのです。

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ニューバランスはスポンサードはしていませんが、記念のモデルを作ったり、ともに盛り上げている雰囲気はそこかしこから伝わり、ランナーにもニューバランス愛用者が多く見られます。

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ニューバランスはボストンにとって欠かせない企業であり、街を歩くと色々なことに貢献している雰囲気を感じ取ることができます。そうそう、ボストンの街にあるレンタサイクルにもニューバランスはスポンサード。

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そして、現時点での集大成と言っても過言ではないのが、ボストン郊外に建設中の「BOSTON LANDING」。ここには、2015年に建てられたニューバランスの本社に加え、直営店やアウトレット、そして地元のチームに提供するアイスホッケーの練習場、さらには小さなスタジアム、ホテルなどができ、さながらニューバランス村とも言うべき空間が誕生する予定です。

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本社のエントラスは一般にも開放しており、そこにはニューバランスの歴史や、彼らのクリエイティビティなどを展示しており、一見の価値アリ。

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さらに、こちらは一般の方は見ることができませんが、社内には貴重な歴史的アーカイブも展示。社員とイズムを分かち合うには十分な資料が贅沢に飾られていました。

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ちなみに、この「BOSTON LANDING」がなぜ現時点の集大成なのかと言うと、じつは現在 ボストン市内と郊外とを結ぶ電車をニューバランス本社の目の前まで延長させ、「BOSTON LANDING」という新しく駅を作っているんです。

会社の前まで電車が伸び、新たな駅が作られるなんて、街に愛されていなかったら絶対に不可能ですよね? それほどニューバランスという会社がボストンにとって重要で、かつ愛されているのが伝わったのではないでしょうか。

いまだMADE IN U.S.A.を継続し、ブランドが誕生したボストンという街に還元しながら成長していくニューバランス。まだまだ勢いは収まりそうにありませんよね。

Photo:Koki Sato
Text:Ryutaro Yanaka
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