2012年、ニューバランスの最新フラッグシップモデルとしてリリースされた「M2040v1」。そしてその翌年の2013年には、メッシュとのコンビだったアッパーは高級感のあるヌバックのみを使用したオールレザー仕上げにアップデートし、今までのディテールはそのままに、切り替え部分に施されていたステッチワークのみを残し、まるでドレスシューズのような風貌に生まれ変わった「M2040v2」が登場。

そこから3年の時を経て、ブランド110周年を迎える記念年である2016年、さらなる変化を遂げた「M2040v3」がリリースされます。

今作は、アメリカを代表するタンナー「ホーウィン（HORWWEN）」のレザーを採用。前作時にアクセントになっていた赤いステッチワークなどは姿を消し、よりもシンプルかつプレミアム感溢れるデザインに仕上がっているのが特徴的です。

ただ、シンプルに仕上げつつも、アッパーにサドルデザインを取り入れることより、サイドサポートを強化しているのがポイント。さらに、REVLITE内蔵ENCAPを搭載しているため、ハイレベルの安定性とクッション性、そして軽量性も実現し、インソールも3層構造にすることによって、つねにニューバランスがこだわり続けている、最上の「履き心地」を追及しています。

デザインポイントとしては、Made in U.S.A.を主張するUSAのフラッグを控えめに刻印したタン、歴史的グラフィックを配して、ニューバランスの持つ脈々と続く歴史をさりげなく表現するために採用したクリアラバーのソールなど。

前作に増して、スポーティさを取り除き、大人が毎日履けるスニーカーにアップデートされたM2040v3。価格は40,000円と高額ではありますが、支払った以上の価値を感じることができる本当のハイテクスニーカーであることは間違いナシ！ どんなスタイルにもマッチしますし、知的でスマートなイメージを与えてくれる一足ですので、ぜひ一度試してみてはいかがですか？

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