毎年、イギリスのカルチャーなどをモチーフにしたモデルをリリースするニューバランスの英・フリンビー工場。2015年は、英国のトラディショナル・カルチャーともいえるパブ文化からインスピレーションを受けた「Real Ale Collection」が登場、「1500」「576」「CT300」の3型で展開されることに。

そして、なんと！ 今回はその制作の模様・モチーフとなったビール工場を取材するメディアツアーが組まれたとのことで、一路イギリス行きが決定。羽田空港から12時間半かけてロンドン・ヒースロー空港へ、そこから飛行機を乗り継ぎ１時間かけてマンチェスター空港へ、さらに車に乗り換え３時間...。計16時間半!! の旅を終え、イギリス・フリンビーに到着しました。

フリンビー工場へ向かう際、お迎えに来たのはイギリス名物「ダブルデッカー」！ ニューバランス仕様にカスタムされています。

フリンビー工場は、大西洋に面したイギリス中西部、緑豊かで、のどかな田園に佇み、工場の写真を納めるメディアの方も絵になります。それでは早速、工場内に潜入！

今年投入された新兵器。使用するレザーの傷など使えない部分にマークをすると、レーザーを駆使し、カットし取り除いてくれるそう。

2012年、初めてのブランドブックをリリースした際に スポットを当てたカッティング職人たち。革の状態を即座に見抜き、どのパーツに使うべきかを判断。カットしていく様は目を見張ります！

カッティング職人がカットした各パーツを縫い合わせるのは、女性スタッフたち。経歴が浅いスタッフは機械縫いにセットする簡単な作業を担当、一方熟練のスタッフはより細かい作業を手で仕上げるなど、分業は完璧です。

スニーカーが形成されると、ニューバランスが誇る歩きやすさの秘密のひとつ"ソール"が取り付けられます。そして、取り付けの際に付けられて余ったボンドなどは削ってキレイに仕上げます。イイ仕事っぷり！

完成したスニーカーは紐を通した後に厳しい検品作業。検品を通った商品は箱詰めされ、各国へ送られます。日本では、ニューバランスオフィシャルショップ他にて 9月4日（金）発売！

ちなみに、「CT300」は「Chicken Foot IPA（チキンフット IPA）」と銘打たれ、英国の定番リアルエール"India Pale Ale（インディアン ペール エール）"からインスピレーションを得て、銅のような明るい琥珀色を採用。履き口は、ビールの泡を模してフワフワしたパイル地を使うなど細部にもこだわりも満載です。

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