Be partial to NEW BALANCE. Vol.073 藤原徹

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じつは元アンチ、しかし今ではビジネス面なども含め
大いにチェックする対象になった

2002年、南船場にて産声をあげ、現在は梅田と2店舗展開。飛ぶ鳥を落とす勢いで大阪を代表するセレクトショップに成長を遂げたセレクトショップ「Silver and Gold」。そこで梅田店の店長兼バイヤーを務める藤原徹氏がニューバランスに出会ったのは、29歳の頃。

それまで実は「このポテッとしたフォルムを、どうファッションとして合わせるの?」と疑問を持っていたため若干アンチな姿勢を貫いており、コンバースのオールスターやジャックパーセル、adidasのキャンパスばかりを履いていたんだとか。ただ、いまだに高い評価を得ている「320」のお爺ちゃんとお婆ちゃんが着用している広告ビジュアルは「なんて、カッコ良いんだろう」と感銘を受けていたんだそう。

初めて履いたのは、かつてSilver and GoldにてM1300CLの取り扱いがあった時期。一緒に働いていたスタッフの「一度履いた方が良い」という強い勧めでトライしてみたのがきっかけで、じつは今回着用してるM1300CLが、まさにそのスニーカーとのこと。それまでローテクなスニーカーばかり履いていたせいもあり、初めての感想は「超楽(笑)」。すぐに完売してしまったため、店頭で履くことは出来なかったんですが、バイヤーという仕事柄週一で足を運ぶ買い付け出張の際は必ず履くぐらいお気に入りになり、「どんなブランドとコラボしているのか」などビジネス面でもつねにチェックするブランドになったそう。

最近は色を多く取り入れるコーディネイトはなるべく避け、控えめ控えめを心掛けている藤原氏。普段スニーカーを合わせるときはオールブラックが基本で、それ以外はさり気ない色使いやディテールなど、スポーティなスタイルとも上手くマッチする kolorのアイテムを取り入れることが多いんだとか。そんな藤原さんが、次にどんなモデルに興味を持ち、こ運輸するのかがとても気になりますね。

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スタイリング
シューズ:〈ニューバランス M1300CL〉
カーディガン:〈kolor〉
カットソー:〈AURALEE〉
パンツ:〈HARRIS WHARF LONDON〉
リング:〈Cody Sanderson〉
バングル:〈Navajo〉

Toru Fujiwara
藤原徹

Silver & Gold UMEDA Shop Manager / buyer
シルバー&ゴールド 梅田店長 兼 バイヤー

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