CRT300 Special Edition by URBAN RESEARCH.

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2013年にリリースされたMRL996の別注モデルに引き続き、3つのセレクトショップが別注を手掛け、1月31日(土)から販売をスタートするCRT300。

それぞれのショップがどんな思いを込めて別注を手掛けたのか? URBAN RESEARCHのブランド統括バイヤーである村手謙介さんに訊いていきます。


--この別注がスタートした経緯について訊かせていただけますか?

村手謙介(以下村手/敬称略): 前回のMRL996のときもお話は頂いていたんですが、スケジュールが合わなくて、結果どちらもリリースできなかったんですよね。それで今回は、ご一緒できることになりました。じつは、URBAN RESEARCHではインラインのCRT300も反応が良く完売していましたし、M1400だったり、ハイテクなMADE IN U.S.Aのモデルは年々オーダー数も増え、消化率も良く、完全に定着はしましたが、新しい提案をしないとお客さまも楽しめないかなという思いが重なった時期でしたから、タイミング的にはバッチリでした。

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--最初に掲げたコンセプトを教えていただけますか?

村手: URBAN RESEARCHにはベーシックなアイテムも多く、今までも別注はシンプルなデザインに仕上げてきたので、それを踏襲してシンプルなデザインを心掛けました。

--色選びのポイントは?

村手: 以前、M998でリリースされたスモーキーな水色がカッコ良くて新鮮だったので、それに近いスモークブルーを使いました。コート系のアイテムはスラックスに合わせたいと思っていましたし、今回着合わせたネイビーにもフィットするので決定しました。最初は真っ白なんていうのも考えたのですが、面白くないので、ニューバランスらしい色に仕上げました。

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--1stサンプルから、実際の商品になるまではスムーズだったんですか?

村手: ほぼほぼ一発OKでした。最初から想像通りに上がってきて、納得できました。"N"マークのところと、ソールをガムソールにするかで選択肢はありましたが、思い描いたものが具現化されましたね。

--素材もスウェードとキャンバスのコンビで迷いもなく?

村手: そうですね。コート系のイメージは崩したくなかったので、素材は従来の感じのママで、シンプルに色だけ変更した感じですね。

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--先ほどガムソールのするか迷ったというお話がありましたが。

村手: インラインのアウトソールはガムソールを使っているんですが、極力クリーンに仕上げたくて。歩いてる際にアウトソールが見えたときにガムソールだとカジュアル感が強いかなって思いまして、スラックスを合わせたときに気になるから全部白で仕上げてもらいました。

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--では、履きこなし的には?

村手: センタープレスのパンツとか、キレイな着こなしに合わせては欲しいと思っています。URBAN RESEARCHの全体的にもジャケットやスラックスを強化しますので、それをハズすアイテムとして、このCRT300を履いて欲しいなとは思っていますね。

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スタイリング

シューズ:〈ニューバランス CRT300TR ¥11,000(税抜き)〉
ジャケット:〈freemans sporting club〉

ニット:〈john smedley〉

パンツ:〈freemans sporting club〉
ハット:〈super duper〉
バングル:〈vintege〉

URBAN RESEARCH 表参道ヒルズ店
TEL:03-6721-1683
http://www.urban-research.com

Photo_Rintaro Ishige
Edit_Ryutaro Yanaka
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