2016年春夏に〈グレゴリー〉のクラシックラインを展開している人気セレクトショップ「ジャーナルスタンダード」にて、MDを担当している齊藤さん。90年代のアメカジブームをリアルタイムで経験してきた齊藤さんが現在愛用している〈グレゴリー〉は、今シーズンより展開されている、新タグの「デイパック(DAY PACK)」だ。
「もちろんこれまでもデイパックを愛用してきました。シンプルで何にでも合わせやすいし、信頼感とブランド力を考えると、グレゴリーはちょっと別格な感じがしますね。最初に購入したのは、某セレクトショップで働き始めた90年代後半で、周りではアメカジが流行っている中、お店ではヨーロッパのブランドなんかも色々あって、こういうクラシックなアイテムをジャケットに合わせたりしてましたね。どんな服装にも合わせられるし、なおかつネームバリューもあるっていう。改めてすごいブランドだなと思いました」
歴史のある人気ブランドにおいてロゴやタグのデザインが変わるというのは、大きな出来事であり、さまざまな意見が飛び交うもの。なかでも、齊藤さんが使用している王道の「デイパック」が、今年から新タグを採用したともなればなおさらだ。
「いろんな人がいると思うんです。グレゴリーが好きな人には、アーカイブが良いとか、昔のものが良いって言う人が多いでしょうし。僕は、歴史あるブランドが新しいことをするということは、そこにいろんな意味があるんだろうなって思うんです。ロゴが変わるのって結構久しぶりですよね? そこまで長い間使われてきたものが変わるのって、本当に一大事ですよ。だから、昔のものも良さはあるけど、新作も久しぶりに買ってみたいなと思って、これを買ったんです。昔の先輩の教えなんですけど、セレクトショップで働いている身として、新しいものは一度は取り入れてみないとダメだと思っていて」
齊藤さんがバトンを回すのは、JOURNAL STANDARD 渋谷店のスタッフの 志村隼さん。乞うご期待!
バッグ : グレゴリー(私物)
Tシャツ: キャンバー(私物)
インナー:ゴールド(私物)
デニムパンツ:古着のリーバイス®(私物)
シューズ : ジャーナルスタンダード別注のリーボック (私物)
メガネ:アイバン 7285(私物)
キャップ:イタリア軍のデッドストック(私物)
Photo_Yuichi Akagi
Edit & Text_Maruro Yamashita