「今日持っているのは、ついこの間まで使われていたタグのデイパック(DAY PACK)です。もちろん、これはこれで気に入っているんですけど、少し見飽きている部分もあったりして、最近は新しいタグのモデルが気になっています、リースの合間にも結構見かけますし。グレゴリーって世代によって捉え方が変わってくるブランドだと思うんですね。それこそ90年代の大ブーム期を経ているかどうかで。俺はそのブームをど真ん中で通ってきたので、新しいタグを見たときに、全然違ってすごく良いじゃんて思ったクチです」
幅広いアイテムチョイスとミックス感で、大人でも楽しめるファッションの在り方を提示している人気スタイリストの鈴木肇さん。つい先日より自身のブランドである〈シャンブ〉をローンチさせた氏がこの日チョイスしたのは、定番の「DAY PACK」。タグは〈グレゴリー〉史上もっとも長く採用されてきた通称”グレータグ”の一品だ。
「今日みたいな感じで、小物やカバンの色味を統一したり、シンプルなものを選ぶことが多いですね。派手な服を着ることが多いので、自分の中のバランスでチョイスします。スタイリングのときも、もしグレゴリーが柄物だったらそれを引き立てたせるスタイリングにしますし。グレゴリーのライフスタイルラインは、もちろん機能性は備えているんですけど、オーバースペックじゃないところが良いんですよね。すごく街で使いやすい。価格帯も含めてバランスが良いなって思います」
日々、新作はもちろんヴィンテージアイテムまで、幅広くアイテムをチェックしている鈴木さんに、長年に渡って愛用されてきた「DAY PACK」。鈴木さんのコーディネイトから、改めてそのアイテムとしての完成度の高さと、優れた汎用性を感じ取ることが出来た。
鈴木さんがバトンを回すのは、JOURNAL STANDARDのMDを務める齊藤利幸さん。乞うご期待!
バッグ : グレゴリー(私物)
ジャケット: エムズブラック(私物)
ショーツ:クルー(私物)
シューズ : ヴァンズ(私物)
ベルト:ジバンシー(私物)
太いバングル:レイ アダカイ(私物)
細いバングル:ブルース モーガン(私物)
キャップ:ヴィンテージ(私物)
時計:ショーメ(私物)
Photo_Yuichi Akagi
Edit & Text_Maruro Yamashita