今やアウトドアフィールドだけではなく、都市生活者の様々なライフスタイルにフィットするアイテムを展開している〈グレゴリー〉。今回登場していただくスタイリストの秋山貴紀さんが、ここ1年近く愛用しているという「SKETCH 25」もまた、目まぐるしく過ぎてゆく東京での生活にしっかりフィットしたバックパックだといえる。
「基本リュックばかりで、他のバッグを持たないんですけど、これはとにかく軽いんです。背負い心地も良いし。入れ口がロールトップ式になっていて、これまでこのタイプはあまり使ったことなかったんですけど、荷物がドカっと出し入れできるので、すごく使いやすいですね。あと、全身真っ黒のコーディネートが多かったりするので、こういうマットな質感はアクセントになるしいいんですよね、ロゴもあんまり主張し過ぎてないし。ポケットもいっぱい付いているので、バスケと仕事、それぞれの用途に合わせて使っています。オン・オフ両方使えるものを選ぶっていうのが、バッグに限らず多いですね」
秋山さんの〈グレゴリー〉との出会いは中学生の頃。当時はアメカジ、古着ブームの全盛期で、ヴィンテージの旧タグに憧れを持っていたそうだ。
「欲しかったけど買えなかったブランドなので、子供の頃に憧れていたブランドって感じがあります。専門学校に通うようになってからは、ハイブランドの服を買うようになって、ちょっとアメカジっぽいスタイルから離れてしまいました。でも、最近はバスケをやっていることもあって、スポーツ感だったりハイテク系の素材をミックスして着ることが多くなって、〈グレゴリー〉が逆にまた新鮮に感じていいんですよね。リニューアルしたロゴも今っぽくて、アメカジがベースにあるんだけどそれだけじゃない、そこが今の時代にフィットしていると思います」
秋山さんがバトンを回すのは、ビームス プレスの松下圭さん。乞うご期待!
バッグ:グレゴリー「SKETCH 25」(私物)
コート : アンユーズド × ビームス(私物)
インナー:シュプリーム(私物)
パンツ:N.ハリウッド エクスチェンジサービス × ワイルド・シングス(私物)
スニーカー : ニューバランス(私物)
ハット:キジマ・タカユキ(私物)
サングラス:アイヴァン 7285(私物)
Photo_Yuichi Akagi
Edit & Text_Maruro Yamashita