ドキュメンタリーからポートレイト、ファッションなど幅広い分野で活躍されているフォトグラファーの依田純子さん。依田さんは、自身でも「夏のアドベンチャーっぽい感じ(笑)」と認める通り、夏フェスやキャンプに参加したり、国内外様々な土地へ旅行に行かれたりと、とてもアクティブなライフスタイルを送っている。そのルーツは子供の頃に参加されていたというYMCAでのアクティビティにあり、〈グレゴリー〉との出会いもその頃だという。
「このグレゴリーを買ったのは、18歳のときにロンドンへ短期留学に行くことになったタイミングです。正直、グレゴリーを選んだのには深い理由は無かったんですけど、YMCAの頃に外国人のリーダーとかが使っていたから、なんとなく見覚えがあったんですよね。で、実際に使ってみたら驚くほどのフィット感で。いわゆるバックパッカー的な感じで、このリュック一つでグアテマラ、シリア、ヨルダンとか色んな国に一人で行ったりもしました。バスに乗ったりするときとか、バーンッて放られたり雑に扱われたりもするけど、全然大丈夫なんですよね。本当に丈夫で素晴らしいんです」。
ジップが大きく開閉できるところや、ストラップ部分に色々と引っ掛けて拡張して使えるところ、長距離列車ではマクラ代わりになるところ、外側にポケットが一つも付いていないから預けるときも鍵が一つで済むところなど、依田さんにとっては挙げれば切りがないくらい多くの魅力を備えているこの”Two Day Pack”。
「長年使っても、全く飽きないし、かつ壊れないから永久に使えちゃう。それってコストパフォーマンス凄いですよね! もちろん今だったらもっと軽量のリュックも色々と出ているけど、改めてこのグレゴリーを取り出してみると、どんなにボロボロになっても捨てられ無い一品だなって思いましたね。色んな思い出が甦ってきます」。
バッグ : グレゴリー(私物)
ノースリーブのフーディー : ジョン・ローレンス・サリバン(私物)
スカート : メイド・イン・ヘブン(私物)
デニムパンツ:カレント・エリオット(私物)
サンダル : アクネ(私物)
バングル:ルカ(私物)
ハット:ウィニッチ&コー(私物)
サングラス:ロックステディ(私物)
Photo_Tatsunari Kawazu
Edit & Text_Maruro Yamashita