元々は某セレクトショップにてショップスタッフとして、販売やショップディスプレイに取り組まれていた加藤禎子さん。現在では、セレクトショップでの業務と並行して、神宮前にある「ザ・リトルショップオブフラワーズ」という花屋さんでもスタッフとして勤務されている。同店は、国内だけの活動に留まらず、この春にはLAのアダム・シルバーマンのスタジオでもポップアップショップを行うなど、非常に開かれたスタイルのショップだが、加藤さんも同様に、枠にとらわれず、自身の気持ちに素直に行動されるタイプのようだ。
「ザ・リトルショップオブフラワーズで働き始めたのは最近のことなんですが、実は昨年結婚して、旦那さんがお花をプレゼントしてくれることが多かったんです。それでお花が好きになりました。安易な感じですね(笑)」。
ご本人は謙遜されているが、加藤さんの行動力はなかなか真似出来るものではないのではないはず。そして、加藤さんのもう一つの趣味が音楽鑑賞。フジロックには毎年欠かさず参加しているそうで、そこに加藤さんと〈グレゴリー〉の出会いがあったとのこと。
「この”TAIL BREEZE”は3年くらい前に、フジロック用に購入しました。アウトドア系のアイテムを普段からよく愛用しているという訳ではないんですけど、やはりフェスでは非常に役立ちますね。必要最低限の荷物がしっかり入るサイズ感もちょうど良いし、青が好きなので色味もとても気に入っています。デザインに流行り廃りがないしクオリティもしっかりしているので、毎年使えるし、本当に買って良かったなって思ってます。今週末のフジロックにもこれを持って参加します」。
そして加藤さんが次にバトンを回すのは、今回の加藤さんの写真も含め、当連載で何度も撮影を担当されていたカメラマンの依田純子さん。乞うご期待。
バッグ : グレゴリー(私物)
カットソー : フィルメランジェ(私物)
パンツ : 20.52(私物)
サンダル : マルニ(私物)
リング:デッツォ(私物)
Photo_Junko Yoda
Edit & Text_Maruro Yamashita